『2023アジア選手権トラック』マレーシア大会が2023年6月14日から19日で開催されている。
大会2日目の6月15日。女子スプリントに出場した日本の梅川風子、佐藤水菜、太田りゆの3人が日本記録を更新する好タイムで予選を突破する結果を出し、強さを見せる3人は準決勝進出を決めた。メダル決定戦は6月16日(金)に実施される。
女子スプリントには22人が出場。今大会はネーションズカップや世界選手権と異なり、予選で16人が勝ち上がり(シード無し)。1回戦は1本勝負、そしてその後の準々決勝からは2本先取での勝ち上がりとなった。
日本からは5月に日本タイトルを獲得した佐藤水菜、そして太田りゆと梅川風子の3人が出場した。
予選:3人が日本記録を更新!
予選は助走をつけて200mのタイムを計るフライングタイムトライアル。予選1位は太田りゆ、2位に佐藤水菜、4位に梅川風子となり、日本勢は3人がこれまでの日本記録を更新する好タイムで予選突破を果たした。
※これまでの日本記録は東京2020オリンピックで小林優香が記録した10秒711
1位:太田りゆ 10秒596 NEW!
2位:佐藤水菜 10秒610 NEW!
4位:梅川風子 10秒643 NEW!
準決勝は16日(金)に実施
1回戦を突破して日本勢は、準々決勝では太田がアニス・ロシディ(マレーシア)を破り、佐藤もマレーシアのヌルズ・モフダスリと対戦し勝利。梅川は2020世界選手権ケイリン銀メダリストのベテラン、イ・ヘジン(韓国)を下して全員がストレートで勝ち上がりを決めた。
準決勝のカードは以下の通り。女子スプリントのレースは16日、日本時間16時30分頃に行われる予定となっている。
第1組:太田りゆ vs 梅川風子
第2組:佐藤水菜 vs ジャン・ユールー(中国)
大会のスタートリスト/リザルトはこちら