マレーシア・ニライで開催中の『2023アジア選手権トラック』。大会2日目の6月15日に男子スプリントの予選~準々決勝までが行われ、日本から出場した太田海也、寺崎浩平、山﨑賢人の3人が準決勝進出を決めた。日本勢以外で準決勝に歩みを進めたのは、開催国の英雄アジズルハスニ・アワン(マレーシア)。
メダル獲得をかけた戦いは16日、日本時間16時30分ころをメドに行われる予定となっている。
男子スプリントには23人が出場。今大会はネーションズカップや世界選手権と異なり、予選で16人が勝ち上がり(シード無し)。1回戦は1本勝負、準々決勝からは2本先取での勝ち上がりとなった。
日本からはネーションズカップ第1戦で銀メダルを獲得、第2戦で銅メダルを獲得した太田海也に加えて、寺崎浩平と山﨑賢人の3人が出場。開催国からは世界選手権のメダル常連のアジズルハスニ・アワン(マレーシア)がエントリーした。
予選:アワンがトップ通過、太田は惜しくも2位
予選は助走をつけて200mのタイムを計るフライングタイムトライアル。日本の選手は寺崎が17番目に出走し、暫定トップとなる9秒640を記録。続く山﨑は9秒703と暫定2位となる。しかし最後から2番目の出走となるアジズルハスニ・アワン(マレーシア)が9秒523を記録し、タイムを塗り替えるて、最終走者の太田海也を迎える。太田のタイムは9秒549で、アワンに一歩及ばず予選を2位とした。日本勢は出場全員が予選を突破し、1回戦へ。
1位:アワン
2位:太田
3位:寺崎
4位:山﨑
日本勢を含むトップ4は1回戦を突破。しかし困難を迎えたのは準々決勝。
1/2 Page