競輪選手たちによる「ガチ」競技大会

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スプリント

予選にて元ナショナルチームの雨谷一樹、河端朋之が大会新記録を更新。この2人に続く渡邉一成が予選3位と、元ナショナル勢が予選からスピードを見せつけた。

順位 選手名 府県
1位 雨谷一樹 栃木
2位 河端朋之 岡山
3位 渡邉一成 福島

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予選(200mFTT)上位者

予選順位 選手名 府県 タイム
1位 雨谷一樹 栃木 9.970※大会新
2位 河端朋之 岡山 10.036※大会新
3位 渡邉一成 福島 10.300
4位 山根将太 岡山 10.394
5位 真鍋智寛 愛媛 10.397

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優勝:雨谷一樹

新型コロナの影響で3年間大会が行われず、ずっと走りたいと思っていました。ナショナルチームの頃も河端さんに勝ったことがなくて、ハロン(予選の200mFTT)から全力で、勝つつもりで挑みました。菊池も優勝しましたし、刺激になりましたね。競輪も、これから少しずつ頑張っていきたいです。

2位:河端朋之

予選から大会記録で、雨谷が強かったです!腰の不調は、無理しなければ出てこないくらいになっています。様子を見ながら付き合っていきます。

河端朋之, スプリント, 全プロ, 第70回全日本プロ選手権自転車競技大会, 富山競輪場

ちなみに新山響平タオルを使っていた

ケイリン

決勝には好メンバーがそろったが、S級S班は古性優作のみ。その古性の後ろにうまく収まり、最初にフィニッシュラインを駆け抜けたのは山口拳矢となった。

順位 選手名 府県
1位 山口拳矢 岐阜
2位 吉田拓矢 茨城
3位 南修二 大阪

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優勝:山口拳矢

チームスプリントでは優勝できなかったので、ここで勝ててよかったです。勝つよりは楽しむ気持ちで挑んでいました。自分は自転車競技をしてこなかったので、いろんな競技ができて楽しかったです。

1kmTT

14人が出場した1kmTT。元ナショナルチームメンバーの3人が揃って1分3秒台を出して上位を独占。トップ3の中から、菊池岳仁が大会新記録で優勝となった。

順位 選手名 府県 タイム
1位 菊池岳仁 長野 1:03.137※大会新
2位 新田祐大 福島 1:03.420
3位 松井宏佑 神奈川 1:03.799

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優勝:菊池岳仁

雨谷(一樹)さんが9秒台を出してたので、雨のコンディションでもバンクがめちゃめちゃ悪いとは思っていませんでした。とりあえず全開で突っ込んでいけるとこまで、と思って走り、フィニッシュした時もいっぱいいっぱいだったのでどうだったのかよくわかりませんでした。

ここで優勝して、地元での寬仁親王牌の出場権を獲れるのが一番だと思っていました。まだチームスプリントもあり、そこでも優勝できればあと3人揃って出場できます。全員で権利を獲れるようにと思ってます。

まだチームスプリントが残っているので、気持ちを切らさないようにとは思っていました。次(チームスプリント)を走って、そこで倒れて、中3日で函館開催です(笑)

2位:新田祐大

思ったようなスタートが切れませんでした、全然全開で行けなくて……雨対策をしてたつもりだったんですが、グリップ(握りの部分)がツルツルになっちゃってて。もうちょっと準備しておけばよかったです。そこが失敗のひとつです。

再来年くらいからは若い選手が出てきて、自分の出番がなくなると思います。来年も出られるかはわかりませんが、そこが北日本として一番活躍できる場所かなと思います。また1kmTTになるかはわかりませんが、できる限りは自分に挑戦し続けたいです!

チームスプリント

富山競輪場は1周333mのバンクのため、国際ルールとは異なり333×3周で行われる(国際ルールでは250×3周)。

この種目の前に1kmTTで優勝した菊池岳仁が、本人が狙った通りチームスプリントでも優勝。なおこの種目では菊池は第3走を担ったので、1kmTTを2本走ったような1日となった。

順位 選手名(府県) チーム タイム
1位 菊池岳仁(長野)
中島詩音(山梨)
末木浩二(山梨)
関東 1:02.014
2位 山口拳矢(岐阜)
志田龍星(岐阜)
森川康輔(岐阜)
中部 1:02.314
3位 太田竜馬(徳島)
島川将貴(徳島)
久米康平(徳島)
四国 1:02.814

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優勝:菊池岳仁

みんな1種目しか出ないのに、2種目働かされるブラックな環境で……というのは冗談ですけど(笑)でもきちんと狙って練習してきて、しっかり勝つことができたのでよかったです。今年は弥彦の寬仁親王牌ですから「みんなで特選に乗ろう」って意気込んでいました。

中島は来期からS級なんですが、いきなり特選デビューさせちゃいましたね(笑)

優勝:中島詩音

来期からS級ですが、力が通用するってことはまったくないと思っています。しっかり力を積んで、S級で戦えるようにしたいです。ある程度場数を踏んでから、10月の親王牌にのぞめたらと思います。

優勝:末木浩二

事前に合宿してたんですが、自分の調子が良くなくて。「足を引っ張ってるな」と感じていて、なんとか迷惑かけないようにと頑張って走りました。この結果でよかったです。

地元のG1で活躍できるよう、頑張っていきたいです。

4km個人パシュート

地元選手でトラックナショナル中長距離チームで活躍してきた近谷涼が優勝。最終組で出走した近谷からは「地区プロでは4分40秒だったから、最初に新村が38秒を出して『マジか』と思った」とこぼれ話も。近谷と同じくナショナルチームで切磋琢磨してきた新村穣が2位となった。

順位 選手名 府県 タイム
1位 近谷涼 富山 4:33.545
2位 新村穣 神奈川 4:38.134
3位 渡辺正光 福島 4:40.294

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優勝:近谷涼

ここ最近で一番嬉しい勝利です。デビュー1年目で地区プロと全プロが開催されることになって、すごく気合が入っていました。個人・団体の両方で勝ちたいと思っていましたが、チームパシュートでは力を発揮できなくて。ここでは絶対勝つ、と思っていました。

僕が選手でいるうちに、また富山での全プロがあるかわかりません。フィニッシュしてタイムを聞いて、本当に嬉しくて、久々にあんな声を出してしまいました。

来年以降の地区プロ・全プロでは、窪木一茂さんや橋本英也さんなど、これまで一緒にやってきた仲間とも走れると思います。食らいついて、少しでも良い戦いができるよう力をつけていきたいと思います。また来年は全日本選手権など、競技の方にも取り組みたいと思っています。

2位:新村穣

見えないプレッシャーがありました(笑)2着ですけど、自分の力は出せたかなと思います。これを競輪の舞台でも発揮できるよう頑張ります。

これで一門全員が寬仁親王牌に行けることになりました!

エリミネーション

1周ごとに最後尾の1人が除外(エリミネート)される種目。最後に残ったのはダブル小林、小林泰正と小林潤二。親戚どうしでのワンツーで会場を沸かせた。

順位 選手名 府県
1位 小林泰正 群馬
2位 小林潤二 群馬
3位 舛井幹雄 三重

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チームパシュート

トラック競技の中長距離種目代表として世界を舞台に活躍した、一丸尚伍、近谷涼が出走。久々に中長距離種目で走る姿を見せた。

優勝は南関東チーム。2017〜2019年にかけて3連覇していたメンバーでの4連覇となった。

順位 選手名(府県) チーム タイム
1位 小原太樹(神奈川)
嶋津拓弥(神奈川)
堀内俊介(神奈川)
佐々木龍(神奈川)
南関東 4:26.295
2位 安東宏高(大分)
阿部将大(大分)
小岩大介(大分)
一丸尚伍(大分)
九州 4:28.126
3位 近谷涼(富山)
重倉高史(富山)
吉川希望(石川)
南儀拓海(富山)
中部 4:28.194

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