2023年3月18日、北海道帯広市にある白樺学園高等学校で道内の高校スピードスケート部の部員を対象とした「ワットバイク測定体験会」が、公益財団法人JKAの主催により行われた。

ナショナルチームの梅川風子選手をはじめ、スピードスケート出身で自転車競技で活躍する人はとても多い。今回のイベントでは、ワットバイクを使用したトレーニング方法を共有し、互いの競技力向上を目的として開催されたもの。

ワットバイク測定体験会

参加者は男女合わせて60人。スピードスケート界で名を馳せるトップジュニア選手が集った。

測定会では個人の6秒間による「ピークパワー」「ピークパワー体重値」「ピークパワーケイデンス」、30秒間による「平均パワー」「平均パワー体重あたり」の測定が行われた。

6秒「ピークパワー」「ピークパワーケイデンス」、30秒「平均パワー体重あたり」部門の上位者には賞品が授与された。

やはりスピードスケートは自転車競技と通ずる部分が多いようだ。6秒間最大パワーでは男子1577W(帯広三条高校:佐藤敦さん)、女子1026W(帯広三条高校:河原莉緒さん)という数値を叩き出す猛者も現れた。

この測定会のハイライトはリレー。

学校横断のシャッフルで組まれた即席チームで、男子50km・女子30kmの距離をタイムアタック形式で競うものだ。

スタートから各チーム互いにメンバーを励まし合いながら力走。勝ちたい気持ちがぶつかり合い、全力を出し切ったのか、自分の番が終わると倒れ込む参加者が続出。

大盛り上がりの中、ワットバイク測定体験会は幕を閉じた。

参加者インタビュー

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