高校生たちの「春の選抜」、全国高校選抜の自転車競技大会のトラック競技種目が、北九州メディアドーム(小倉競輪場)にて3日間にわたって開催された。
この記事では大会3日目(3月12日)のレースの模様をご紹介する。
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松山学院のワンツーフィニッシュ/女子ポイントレース
松山学院の水谷彩奈と近田ちひろが暫定トップタイとなる13ポイントで残り10周を切る展開。
水谷彩奈(愛媛:松山学院)がアタックを決めると、そこからは単独で逃げ切ってポイントを量産。最後は28ポイントまで積算し単独トップで優勝を果たした。
2位は途中まで暫定トップタイの近田ちひろ。3位は阿部優花(大泉)。
水谷彩奈選手 コメント
Q:今の気持ちを教えて下さい。
嬉しいです。
Q:残り10周辺りからのアタックでしたが、キツかったですか?
10周はきつかったのですが、一番のライバルの岡本選手が後ろにいて、タイミングよく逃げたら集団も緩んだので良かったです。
Q:高校選抜では初の個人タイトルだと思いますが、いかがでしょうか?
個人パシュート、ポイントレース、ロードレースと3冠することが目標だったのですが、個人パシュートで負けてしまって、凄く悔しくて不安でしたが、最後まで戦えたので良かったです。
金井の大逆転劇/男子ポイントレース
19人が出場したレースは、最後まで誰が勝つか分からないデッドヒートとなった。
残り5周で優勝の可能性を残したのは9人。最終スプリントの結果次第で順位が大きく変わるレースを制したのは金井健翔(松山学院)。
最終周回を前に暫定5位(10ポイント)だった金井は最終周回で7、8番手だった位置から一気に加速。他の選手を振り切って最終スプリント周回で見事に1着となり、10ポイントを加算。一気に合計を20ポイントまで上げて、栄えある優勝となった。
2位は最終スプリント周回で2着となりジャンプアップした橋本昂哉(茨木工科)、3位は井上拓海(岡崎城西)。
金井健翔選手 コメント
Q:優勝おめでとうございます。
ありがとうございます。
Q:最後までどうなるか分からないレースでしたが、感想を教えて下さい。
1位を獲れたのかどうかも分からず、今でも実感は無いのですが、最後の最後で逆転出来てとても嬉しいです。
去年のインターハイでは結果を残せなかったので、しっかり練習をして調整してきました。今回のレースで新たな課題も見つかったので、これからも頑張って優勝を目指していきたいと思います。