11月22日よりスタートした『競輪祭(G1)』。2022年最後のG1開催で、この終了をもってKEIRINグランプリ2022、ガールズグランプリ2022の出走者が決定する。

初日となる22日、トラックナショナルチーム所属の山﨑賢人は1Rで3着、梅川風子は11Rで5着、太田りゆは11Rで1着、佐藤水菜は12Rで1着となった。

11月22日(火)
11月23日(水・祝)
11月24日(木) ガールズグランプリトライアルレース 決勝
11月25日(金)
11月26日(土)
11月27日(日) 競輪祭 決勝

この記事では2日目に実施されるS級予選1の各レース、そのほかナショナルチームメンバーの出走レースの番組と並び予想をお届けする。

1R S級一次予選 1

発走予定 15:05

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 渡部哲男 愛媛/84期
2 2 浅井康太 三重/90期
3 3 隅田洋介 岡山/107期
4 4 村田雅一 兵庫/90期
5 森田優弥 埼玉/113期
5 6 宗崎世連 高知/100気
7 北津留翼 福岡/90期
6 8 河端朋之 岡山/95期
9 雨谷一樹 栃木/96期

並び予想

森田-雨谷
浅井-村田
北津留-渡部-宗崎
河端-隅田

2番車:浅井康太

Q:2022年ではF1で3回優勝し、現在賞金ランキング18位。1年を振り返っていかがですか?

勝負して落車する部分はありましたが、しっかりトレーニングや競輪に向き合うことを保てているので、そこまで波はないと思っています。

Q:高松宮記念杯や共同通信社杯では落車もありましたが、寬仁親王牌や前場所の四日市記念などを振り返っていかがですか?

そうですね。親王牌では2日目以降に少し自分の中の感覚も良かったですし、準決勝も良い勝負ができて、そこをクリアするということを意識してトレーニングしてきました。四日市記念では周り縁もあって、や古性(優作)くんも頑張ってくれて、中部近畿ラインをしっかり形成しながら中部の橋本(優己)くんとも連携できて決勝では2着。結果は結果ですけれど、レースはしっかり走れているのかなと思います。

Q:そこから本場所まで1週間ほど開いていましたが、手応えはいかがですか?

普通かな、というところですね。維持できているぐらいだと思います。

Q:競輪祭や小倉競輪場に対するイメージはいかがですか?

ドームバンクが難しい部分もあるので、しっかり前々を攻める競走をしていって、展開に応じたタイミングでしっかり踏みたいなと思いますね。

Q:今年最後のG1ですが、意気込みを教えてください。

1戦1戦やるべきことをやりたいと思います。

Q:2日目の戦い方を教えてください。

自力で頑張ります。

7番車:北津留翼

Q:同じ福岡の園田匠選手と決勝に乗った競輪祭から1年が経ちました。2022年は4回優勝されていますが、振り返っていかがですか?

順調だったと思います。あまり上がり下がりなくやってます。自転車も最近変えたんですが、良いと思います。

Q:地元ということもあり、競輪祭への意気込みを教えてください。

地元なので、出せる実力をせいいっぱいだして頑張りたいなと思います。初日はレースがないので、しっかり周りのレースの展開を見て勉強します。

Q:四日市記念から1週間ほど開いていますが、どのように過ごされましたか?

場所は静岡で練習していたんですが、練習の内容は一緒なのでいつも通りだと思います。

Q:静岡競輪場ですか?

いえ、いつもマウンテンバイクで山の中で練習しているので(笑)

Q:2日目の戦い方を教えてください。

自力の選手が多いので、自分も自力で頑張ります。

2R S級一次予選 1

発走予定 15:36

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 諸橋愛 新潟/79期
2 2 永澤剛 青森/91期
3 3 野田源一 福岡/81期
4 4 小川真太郎 徳島/107期
5 寺崎浩平 福井/117期
5 6 宮本隼輔 山口/113期
7 深谷知広 静岡/96期
6 8 渡邉一成 福島/88期
9 山田久徳 京都/93期

並び予想

深谷-諸橋
野田
渡邉-永澤
寺崎-山田
小川-宮本

5番車:寺崎浩平

Q:2022年をご自身で振り返っていかがですか?

今年は自分の納得のいく結果は出ているので、最後のG1でも良い結果が出せるよう頑張りたいです。

伊豆でしっかり練習してきたので、状態としては問題ないかなと思います。

Q:前場所の寬仁親王牌での結果はあまり振るわなかったですが、振り返っていかがですか?

中ゼロ(世界選手権トラックから中日0日での出走)だったのと、時差ぼけもあったので、レースではしっかり実力を発揮できませんでした。今回はしっかり練習できましたし、少し疲労はありますが1日目は休みなので、しっかり調整して良いレースができればと思います。

Q:小倉は過去2度経験されていますが、どちらも予選を突破できずという戦績でした。バンクの印象はいかがですすか?

得意ではないですけど、軽いバンクなのでしっかり掛けられるよう頑張りたいです。

Q:2日目の戦い方を教えてください。

自力で頑張ります。

7番車:深谷知広

Q:2021年は怪我もありましたが、2022年は記念優勝もあり順調な印象があります。ご自身で振り返っていかがですか?

前半は自分の中でも手応えはありますが、夏以降は少し失速している印象があります。1年間通して競輪祭は1つの目標としてやってきているので、結果が出せるように頑張ります。1年の成果を確認して走りたいと思います。

Q:前場所から11日ほど開いています。その間の練習などはいかがでしたか?

直前は清水(裕友)や松浦(悠士)と一緒に練習することができたので、トップ選手の練習の取り組み方だったり強さを、直前に肌で実感してきました。気持ち的にも体的にも良い刺激が入りました。しっかり優勝狙えるように勝ち上がって行きたいと思います。

Q:競輪祭では2日目からのスタートですが、戦い方などはきまっていますか?

2日目なので後ろは決まっていませんが、自力で走りたいと思います。恐らく諸橋(愛)さんかなと思うので、話してついていただければと思います。

3R S級一次予選 1

発走予定

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 内藤秀久 神奈川/89期
2 2 香川雄介 香川/76期
3 3 野原雅也 福井/103期
4 4 山本伸一 奈良/101期
5 菊池岳仁 長野/117期
5 6 中川誠一郎 熊本/85期
7 武藤龍生 埼玉/98期
6 8 島川将貴 徳島/109期
9 新田祐大 福島/90期

並び予想

菊池-武藤
新田-内藤
中川
野原-山本
島川-香川

3番車:野原雅也

Q:2022年を振り返っていかがでしょうか?

ちょっと調子崩す時期もあり、今年はあまり良くなかったなと思います。

Q:オールスター競輪での落車から1ヶ月ほど休まれて、復帰戦の福井戦では優勝しています。今年の後半を振り返っていかがですか?

ちょっとずつ良くなってきたのかたと思います。

Q:前場所はご自身ではどう評価していますか?

ここ数ヶ月のうちでは、1番思った通りに動けて自転車の進みも悪くなかったと思います。

自転車を変えたり、セッティングも良くなってたということがあると思います。練習もずっと変わらずできていたので、その成果がちょっとずつ出てきているのかなと思います。

Q:小倉は9月のF1を優勝されていて、競輪祭ではなかなか思わしくない戦績だと思いますが、イメージはいかがですか?

G1はみんな強い選手ばっかりなので、その中でしっかり勝利できるように頑張りたいです。

Q:2日目の戦い方を教えてください。

(山本)伸一さんと2人で、僕が先頭で自力でやりたいと思います。

9番車:新田祐大

Q:グランドスラム達成についてのお気持ちをお願いします。

一生懸命やってきて、それがこういう形で結果として残っているというのは選手冥利だなと思いますね。

Q:昨年の競輪祭では悔しい思いをされて、今年はS級1班として戦い、来年またS級S班に戻ることになると思います。2022年を振り返っていかがですか?

5月までは調子は悪くなく賞金ランキングもずっと狙える位置にいたんですけど、5月に落車の落車から賞金ランキングでは上位を狙えない位置に落ちてしまって、その中で目標としていたKEIRINグランプリを一旦諦めました。

その後2023年の日本選手権競輪での特選シード権獲得を目標に頑張ることを決めた矢先、グランプリ出場が確定しました。思いがけないことが2点3点あって、感情やスケジュールが目まぐるしい1年だったと思います。

Q:寬仁親王牌の後に京王閣記念を走っています。着順では振るわずでしたが、ご自身の手応え的にはいかがでしたか?

親王牌の初日のレースが終わってから、原因はわからなかったんですが息ができなくなるくらい咳き込んでしまって。無理をした結果、やっぱりダメだったという感じでした。自分としてはとりあえず走りきることができて、良かったなと思います。

Q:京王閣記念から約20日間ほど開いていましたが、体調の方はいかがですか?

肩鎖関節の手術して今術後1週間ほどなんですが、練習は普通に始まっています。とはいえジュニアの合宿なども急遽入って全然練習できてなくて、そんな中今回どう戦えるか、頑張りたいと多います。

この開催で5走できるので、その5走でしっかり良いものを掴んで帰りたいと思いますね。

Q:2日目の戦い方を教えてください。

自力でレースを自分で作れるように頑張りたいです。

4R S級一次予選 1

発走予定

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 大槻寛徳 宮城/85期
2 2 山田英明 佐賀/89期
3 3 山口拳矢 岐阜/117期
4 4 新山将史 青森/98期
5 東口善朋 和歌山/85期
5 6 松本貴治 愛媛/111期
7 吉田拓矢 茨城/107期
6 8 岩谷拓磨 福岡/115期
9 阿竹智史 徳島/90期

並び予想

岩谷-山田
吉田-大槻-新山
山口-東口
松本-阿竹

3番車:山口拳矢

Q:2022年を振り返っていかがですか?

去年の共同通信社杯の後は少し流れが悪くて、今年も特別良い結果が残せた訳ではないですが、その悪い流れは断ち切れているかなと思います。

Q:前場所の大垣では地元で優勝していますが、脚の調子はいかがでしたか?

とても良かったですね。ここに向けて良い流れで入れたかなと思います。

Q:しかもお父さん(山口幸二)の冠レースで、弟の聖矢選手とのダブルVを飾っていました。

そうですね。みんな『ヤマコウカップ』はこれで終わった方が良いとは言ってました。これ以上はないですね。

Q:そこから今開催まではどのように過ごされましたか?

あまりやり過ぎず、ケア中心にやってきました。疲れも大丈夫です。

Q:小倉競輪場は昨年ルーキーシリーズでデビュー優勝した場所です。どのように感じていますか?

スピード出やすいので、前橋もそうでしたけど、焦らずに自分のタイミングで行けたらチャンスがあるかなと思います。

Q:2日目の戦い方を教えてください。

自力で頑張ります。

7番車:吉田拓矢

Q:2021年の競輪祭で優勝し、2022年はS級S班として1年を走りました。振り返っていかがですか?

あっという間だったかなと思います。

Q:前場所の防府G3では決勝まで乗りました。ご自身でどのように評価していますか?

感触は良くなかったです。帰って自転車とかをよく見直して今回に臨みました。自転車は平原さんにアドバイスもらってセッティングしました。

Q:前場所から14日間ほど開いていましたが、登り調子で来れた手応えはありますか?

そうですね。防府よりは良い状態だと思います。

Q:最近では弟の吉田有希選手とG1で一緒になることもありました。勝ち上がって一緒に走りたいという気持ちもあるのでしょうか。

毎回聞かれますが、ありますね。一緒に走りたいです。

Q:2022年ではG3でも勝ち進んでいるとは思いますが、足りない部分などもあったのでしょうか?

やっぱりG1で決勝常連になりたいので、そこを目指したいですね。

Q:2日目の戦い方を教えてください。

大槻(寛徳)さんと新山将史さんに任せてもらったので、自力で頑張ります。

ナショナルチームメンバー出走レース

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