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会場となるベロドロームは?
『2022世界選手権トラック』の会場となるのは「Vélodrome National」。
2014年にオープンした比較的新しい、1周250mの木製屋内ベロドローム。世界選手権の会場として選ばれたのは、2015年大会から7年ぶり・2回目となる。
その他の主要大会としては、UECヨーロッパ選手権や、UCIワールドカップなどが数回実施されている。
本ベロドロームにはBMXのコースも併設されており、BMXワールドカップも過去に開催している会場だ。
『2024パリオリンピック』の開催地
サン=カンタン=アン=イブリーヌにある「Vélodrome National」は『2024パリオリンピック』で、自転車トラック競技の会場にも選ばれているベロドローム。
現段階の最終目標地点であるパリオリンピックでの活躍を見据えることで、同会場となる本ベロドロームを走ることには、大きな意味を見出せるだろう。
本ベロドロームでは2018年にワールドカップが開催されており、現日本ナショナルチームのメンバーでは太田りゆが唯一出場している。その他の日本チーム選手にとっては、初めて走る会場となる。
会場の雰囲気だけでなく、タイヤの滑りやすさやコーナーの膨らみ具合など、走路となるバンクの感触をハイレベルな実戦を通して体験できる、数少ないチャンスだ。
もちろん、本大会での成績も非常に重要。2024年パリオリンピックに向け、良い結果を残したい。
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記事中の写真(YNLENS)は長迫吉拓選手 @YOSHITAKING993 撮影のものです。