女子500mTT
500mTTにはナショナルチームメンバーのほか、昨年の優勝者の久米詩も参戦。日本記録は前田佳代乃の34秒882、大会記録も同じく前田佳代乃の35秒344となっている。
女子500mTTエントリーリスト
選手名 | チーム名 |
佐藤水菜 | チーム楽天Kドリームス |
梅川風子 | チーム楽天Kドリームス |
太田りゆ | チームブリヂストンサイクリング |
久米詩 | JPCA |
石中葵 | 富山県自転車競技連盟 |
2番目に出走した太田りゆが35秒149で大会記録を更新。続いて3番目に出走した佐藤水菜も34秒918で大会記録を更新、そして梅川も34秒927で大会記録を更新。
ナショナル短距離の3人全員が、2011年以降破られていなかった大会記録を更新することとなった。
最終結果は佐藤水菜が34秒918で1番となり、今大会3枚目のチャンピオンジャージを手にすることとなった。なお日本記録は据え置きで、前田佳代乃の34秒882のまま。
競技結果
順位 | 選手名 | タイム |
1位 | 佐藤水菜 | 34.918 |
2位 | 梅川風子 | 34.927 |
3位 | 太田りゆ | 35.149 |
優勝:佐藤水菜選手コメント
Q:タイムを振り返っていかがですか?
チームスプリントの1走だったこともあったので、良いタイムを出したいなと思っていましたが、思ったより良いスタートは切れませんでした。でも3走としての意地を出して、タレずに頑張れたと思います。
Q:大会新記録も記録しました。
2年前の全日本選手権で500mTTを走ったのが最後だったんですが、その時のタイムを大幅に更新することができて良かったです。
Q:大会全体の感想を聞かせてください。
4日間で自分の自己ベストも出せて、良いパフォーマンスを出せたと思います。たくさんの応援ありがとうございました!
2位:梅川風子選手コメント
Q:500mTTを振り返っていかがですか?
もっとキレのあるスタートで行きたかった、というのが本音です。私はチームスプリントの1走としてスタートの練習を積んでいるので、残り1周が不利という面はあるのですが、19秒7とかで最初の1周を帰ってきたかったですね。4日目の体としてのタイムなのかな、と感じました。
Q:大会全体を通じての感想を聞かせてください。
走る本数は国際大会に比べると少ないですが、1本1本内容を濃くして走れたと思います。人数が少ない、日本人同士の戦いでしたが、上がりタイム(※ケイリンやスプリントのラスト200mのタイムのこと)にしても世界に引けを取らないタイムで走れていると思います。そこは自信を持ってできたのかなと感じます。
Q:次は世界選手権ですね。
まだ出場できるか正式発表がないのでわからないですが、出られることになったら自信を持って走りたいと思います。