2022年8月28日に実施された『2022全日本選手権トラック』ジュニアの男女ケイリン。それぞれ熊谷海飛(静岡北高校)、中島瞳(川越工業高校)が優勝となり、ジュニアカテゴリーのトップに輝いた。
男子ケイリン
ジュニア男子ケイリンには19人がエントリー。予選→敗者復活戦→準決勝を経て、以下のメンバーが決勝戦へ進出した。
宮崎太志 | 昭和学院高校(埼玉) |
熊谷海飛 | 静岡北高校(静岡) |
青木光琉 | 興国高校(大阪) |
舟木玲王 | 学法石川高校(福島) |
松岡勇斗 | 松山学院高校(愛媛) |
岩谷駿之介 | 堺高校(大阪) |
決勝戦。残り3周となるペーサー離脱直後から、最後方の熊谷が動き出す。しかし3番手にいた松岡が合わせて動いたため、熊谷は先頭に出ることができない。松岡が先頭に出て、残り2周。
先頭から松岡、宮崎、岩谷、熊谷の並びとなり残り1周。
大外から再び熊谷が加速していき、最後は青木・岩谷らと横並びになったが1着を勝ち取った。
最終順位
1位 | 熊谷海飛 | 静岡北高校(静岡) |
2位 | 青木光琉 | 興国高校(大阪) |
3位 | 岩谷駿之介 | 堺高校(大阪) |
熊谷海飛選手コメント
Q:今日のレースはどうでしたか?
決勝までに脚を残してあったので、決勝ではかなり外並走となりましたが、自信を持って最後まで踏み切ることができました。
Q:決勝までのレースでも積極的な走りをしていましたが、脚を残して走っていた?
自分は長く踏めるタイプなので「前で踏みながら、後ろからきたら合わせる」という形でやっていました。
Q:3年生とのことですが、高校での競技を振り返っていかがですか?
これまで個人種目で優勝したことがなかったんです。ここで優勝できて本当に良かったです。昨日のスプリントで地元の先輩に負けてしまったので、今日は絶対に勝ちたいと思って来ました。
Q:チャンピオンジャージ、着てみてどうですか?
かっこいいです(笑)
Q:静岡北高校ということで地元ですが、250mバンクを走ることは多いのでしょうか?
地元を通してというよりは、ジュニアの強化指定に選んでいただいているので、その合宿などで走る機会があります。
Q:今後の進路は?
大学進学を予定しており、インカレで走っていくつもりです。