選手インタビュー
優勝：佐藤水菜
Q：スプリントで日本チャンピオンとなりました。
まだまだスプリントは未熟者なんですが、この2年間（梅川）風子さんに勝てたことがなかったので、勝てたことが素直に嬉しいと感じます。また、予選で自己ベストを出せたので、そこも自分の成長を感じました。
Q：スプリントの苦手意識は？
今は苦手意識じゃなくて「普通に失敗することが多い」という感じです。今日の準決勝も決勝2本目もそうでしたが成功しないことが度々あって、技術の甘さ、まだまだだなという感じがありました。
Q：これから日本チャンピオンとして世界と戦うにあたって、思うことはありますか？
次の大会は世界選手権です。そこで自己ベストを更新して、初戦から良い走りができるようにしたいです。もっと知識を増やし、テクニックを増やしていきたいです。
2位：梅川風子
Q：決勝戦は3本目までもつれこみ、キツかったかと思いますが。
キツかったんですが、ジャパントラックカップの経験があったので、少しは気持ち的な余裕がありました。でも……サトミナ（佐藤水菜）に勝ちたかったですね！サトミナおめでとうって感じです。
Q：レースが終わって降りてくるときに、どちらかというと梅川選手の方が疲れてるように見えたんですが……
そうですね（苦笑）トレーニング的に私はチームスプリント1走に専念しているし、サトミナよりは1本1本出し切っちゃうタイプです。サトミナはもうちょっとオールラウンダー寄りですね、長い距離が続いても大丈夫なタイプ。脚質的な部分もあると思います。
Q：明日はケイリンが控えています。
明日は、サトミナの邪魔をします（笑）4人なのでちょっと寂しいですが、それでもケイリンはケイリンなので。良い展開を作りたいですね。
3位：太田りゆ
Q：予選から振り返っていかがですか？
納得いく結果ではないです。ただ現状の自分の体のフィーリングを踏まえると、自分が思う調子の割にはタイムが出てたかなと感じます。自分の感じてる調子の悪さとタイムがそこまで比例していないので、落ち込みすぎずやっていきたいなと思っています。
Q：体の調子はあまり良くないですか？
もうボロボロって感じです。練習中も全然良くないし、レースにしては「勝つぞ！メラメラ！」みたいな気持ちが弱い。「もっとどうにかしなきゃ」と思ってはいますが、ジェイソン（・ニブレット短距離コーチ）的には、想定の範囲内みたいです。
ちょっと辛い時期ではあるんですが、投げ出さず、信じてコツコツやるしかないかなと思っています。サトミナ、ふーこたん（梅川）とメンバーが強くなっていて、こういった環境で練習できるのはとてもプラスなこと。一緒に頑張っていきたいと思っています。
ポイントポイントに合わせて上げていくのは得意な方なので、世界選手権に合わせてあげていく予定です。
