2022年7月28日から8月8日にかけてイギリスにて開催された『バーミンガム 2022コモンウェルスゲームズ』。
バーミンガムを冠した大会名だが、自転車トラック競技が実施されたのは、ロンドンにある「リーバレーベロパーク」。7月29日から8月1日の4日間に渡り、世界トップレベルの選手たちが激戦を繰り広げた。
今回は本大会で実施された各種目のリザルトをお届けしていく。
コモンウェルスゲームズとは?
コモンウェルスゲームズ(Commonwealth Games)とは、イギリス連邦に所属する国や地域が参加する、4年に1度の大規模な国際大会。2022年大会も自転車トラック競技を含め、多くのスポーツ競技がイギリスのバーミンガムを中心に開催された。
大会のクラスは「Regional Games(地域競技大会)」として登録されており、5カ国以上が参加するため「クラス1」と同等のUCIポイントが獲得可能できる。
参考:
『コモンウェルスゲームズ2022』公式サイト
UCI規則 TRACK RACES「Regional Games(3.3.010bis)」
国別メダル獲得数
まずはU23カテゴリーにおける、国別メダル獲得数*をチェック。
仮に金メダル1枚を3点、銀を2点、銅を1点とし、男女合計のメダル点数を以下の表にランキング形式で並べてみた。
※「国別」と表記しているが地域も含む。
国名 | 金メダル | 銀メダル | 銅メダル | 合計枚数 | 合計メダル点数 | ||||
男子 | 女子 | 男子 | 女子 | 男子 | 女子 | ||||
1位 | ニュージーランド | 4 | 4 | 2 | 2 | 1 | 13枚 | 35点 | |
オーストラリア | 3 | 5 | 1 | 1 | 3 | 13枚 | 31点 | ||
3位 | スコットランド | 1 | 3 | 2 | 1 | 2 | 9枚 | 16点 | |
4位 | イングランド | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 9枚 | 15点 | |
5位 | ウェールズ | 1 | 1 | 1 | 3 | 6枚 | 9点 |
合計メダル点数が最も多かったのはニュージーランド。合計メダル獲得枚数では並んだものの、合計点数で2位に続いたオーストラリアをわずかに上回る結果となった。
どちらも、メダルを量産した特定の選手の活躍が目立った。
3位〜5位には、スコットランド・イングランド・ウェールズといった世界選手権などでは”イギリス”として出場している3つの地域がランクインしている。
参照:大会公式サイト Track Cycling MEDAL STANDINGS