優勝:佐藤水菜
Q:宣言通り連続自己ベスト更新(10秒774→10秒744)となりました。※前日のインタビューで自己ベストを出すと語っていた
10秒7だったので、本当は10秒6を目指したかったです。でも、疲れている中でも自己ベストを出せたのは、結果オーライって感じです。
Q:スプリントでの優勝はいかがですか?
初めてなので嬉しいのと、今日のハロンで自己ベストを出せましたし、調子は右肩上がりだなというのを感じています。
Q:スプリントの成長というのは自分の中で感じていますか?
1/4決勝で、すごく反省点が多かったのですが、決勝でリー・ワイジー選手と戦って、自分の最高のパフォーマンスは出せたかなと思っています。
Q:得意のケイリンとスプリントは、戦い方などどう違いますか?
私は、1対1の対戦では見られているっていうだけで力を全然発揮できなかったり、他力本願な部分があります。
また、スピードに乗せてもらってから走ることを私は得意としていますが、スプリントは自分でスピードを作っていかなければいけないという難しさがあります。
Q:ケイリンとスプリントはどういう位置付けですか?
オリンピックで戦うには両方必要なのですが、まずはケイリンで一生懸命力を磨いていって、そのあと練習でどんどんハロンのタイムが出せるようにしたいです。
技術はいろんなところから盗むしかないので、今年はもう少しスプリントも考えますが、主にはケイリンで頑張りたいと思っています。
Q:明日でラストですが、足は元気ですか?
そうですね。自分で体調をコントロールして、日増しによくなってきているし、明日は万全で挑めると思います。
2位:リー・ワイジー
Q:レース3日目です。ここまでを振り返っていかがですか?
ちょっと疲れました。足が痛いです(笑)
Q:これまでのレースで印象的だったことはなんですか?
4年前の日本は強くありませんでした。でも日本がどんどん強くなって、アジアのレベルがどんどん高くなっていることを感じます。
Q:明日で最終日となりますが、ファンの方へのメッセージを聞かせてください。
ハードで暑い4日間でしたけど、最終日も一生懸命やって楽しみたいと思っています。
前は(コロナ対策の規制もあり)自由に写真が撮れなかったので、前田さんたちと写真が撮りたいですね。それも楽しみです。
※元日本ナショナルチームの前田佳代乃が、今回ケイリンのペーサーとして大会運営に参加している。
3位:梅川風子
Q:リー・ワイジー選手と3本勝負になってきついレースだったと思いますが、どうでしたか?
そうですね。良い経験にもなったと思うんですけど、勝ちたかったです。
Q:1本取れただけに悔しいですよね?
そうですね。悔しいもあるし、リー・ワイジー選手の強さもあると思うし、3本目にもつれこんだ時の自分の体力っていうのも感じました
Q:ガス欠、ということでしょうか?
はい。それもあったし、もし勝ったとしても、そのあとに佐藤選手と勝負ができていたのか、ということもあります。まだまだこれからかなと思います。
Q:この期間で疲れは溜まってきていますか?
思った程ではない、って感じです。これまでチームスプリントの第1走としての練習だけだったので、体力面に不安を持ってここに来ていました。でも日に日に疲れはくるのですが、レース慣れみたいな点で落ち着いてきている部分もあって、意外と大丈夫なのかなと思います。
Q:明日のレースはどうですか?
明日のケイリンも激しいレースになると思いますが、ジャパントラックカップⅠで悔しい思いもしたので、同じ間違いをしないようにしたいですね。並びもあるので、そういうのも活かして走りたいと思います。