乳酸が溜まる、、、、、どころではない。
乳酸が足から飛び出してくる、そんな気分にまで自分を追い込むトラック競技の花形(?)種目、1kmタイムトライアル。日本の小原佑太が1分01秒118の好タイムでアジアトップの選手となった。小原は初日のチームスプリントに続き大会2つ目の金メダルを獲得した。
2022年6月20日、インド・ニューデリーで行われている『アジア選手権トラック2022』の3日目には、男子1kmタイムトライアルが実施された。エントリーはアジア各国から10人。日本からは小原佑太が出走した。
小原といえば、2021年の世界選手権では8位、2021全日本トラックは2位と、日本チーム内では近年1kmタイムトライアルで1分切りに挑む猛者として認識が高まってきている。果たして今回1分切りは成るか?
1発勝負の決勝 トップタイムをたたき出す小原
小原の出走は10人中8番目。6番目までのトップタイムは1分2秒台だったが、7番目に出走したムハンマド・ゾニス(マレーシア)が1分1秒639を出し、場内の緊張が一気に高まる。
そして遂に8番目の小原の出走。全力でスタートして加速していくと、小原は1周毎のベストタイムを次々と更新していく。4周を走り切ってのフィニッシュタイムは1分01秒118で暫定トップとなった。
残り2人は小原のタイムもモッドのタイムも更新できず、全ての選手が走り終わって小原の優勝が確定した。
優勝:小原佑太 1分01秒118
2位:ムハンマド・ゾニス(マレーシア) 1分1秒639
3位:ロナルド・ライトンジャム(インド) 1分01秒798
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