4種目の総合成績を競うオリンピック種目のオムニアム。男子種目には窪木一茂が出場し11位となった。優勝は2021世界チャンピオンのイーサン・ハイター(イギリス)。王者の証である虹色のジャージを身に纏い、ほぼ完璧なレースで大会の最終種目を制した。

5月12日から15日に行われたUCIネーションズカップ第2戦カナダ・ミルトン大会。最終日の15日には男子オムニアムが行われた。日本からは窪木一茂が出場。本戦に進出したメンバーは、2021世界チャンピオンのイーサン・ハイター(イギリス)を含めて22人となった。

オムニアムのルールはこちら

第1種目スクラッチ 集団スプリントを制した王者

1種目はスクラッチ。定められた距離を走り着順を競う種目で、男子は40周回。

アタックが頻発するが抜け出す選手はいない中、勝負は最終スプリントへ。

大きな集団がフィニッシュラインを駆け抜けたが、1着は世界王者のハイター。窪木は前に位置取ることが出来ずに17着となった。

スクラッチ結果

第2種目テンポレース トップ3の底なしの体力

2種目目はテンポレース。男子は10km(女子7.5km)で行い、毎周回、フィニッシュラインを1着で通過した選手だけ1ポイントを獲得。さらに、集団を1周追い抜いた場合は20ポイントが加算され最終的な合計ポイントで順位が決定する。

レースはハイター、ティム トーン・トウデンベルク(ドイツ)、ゲイビン・フーバー(アメリカ)など実力者たちが底なしのスタミナで2回のラップ(※集団を1周追い抜きすること)を成功させる。

ラップでポイントを量産させた3人がトウデンベルク、ハイター、フーバーの順でこの種目を終えた。窪木は13位。

テンポレース結果

第3種目エリミネーション 

1/2 Page