自転車トラック競技日本ナショナルチーム・中長距離チームを指揮するクレイグ・グリフィンコーチ。
4月15日からベルギーで行われた『ベルギー国際トラックミーティング』、続く4月21日からイギリスで行われた『UCIトラックネーションズカップ第2戦』と、中長距離チームは複数のメダルを獲得している。
この結果を引っ提げて参戦するネーションズカップ第2戦。クレイグコーチはどのような思惑でここに臨むのか?ここまでの振り返り、第2戦の見どころを語ってもらった。
選手に自信を与えた第1戦
Q:第1戦の結果は嬉しかったですか?
我々を勇気付ける結果となりました。冬の間、トレーニングに励んできましたが、それが正しいことなのかどうか、証明できる唯一の手段はレースを走ることでした。特にマディソンやオムニアムは、レースを走らなければ何も分かりませんからね。
ベルギー遠征では質の高いレース、質の高い選手たちが集まっていました。日本の選手たちには「積極的にレースをして試してこい」と伝え、大会を通じて得た結果は選手たちに自信を与えてくれましたね。
日本の選手たちにはもっと自信を持って欲しいと思います。日本の選手たちと欧州の選手たちは大きくは変わりません。ただ、自分たちが“強い”ことを信じることが出来るかどうか、その点が異なります。そういった意味でベルギーの結果は、本当に良かったです。
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