東京2020オリンピックではBMXレーシングの日本代表として出場した長迫吉拓。東京オリンピック以降は戦場を変え、自転車トラック競技の世界で改めてパリ2024オリンピックに向けてトレーニングを続けている。
その長迫の主な役目は「チームスプリント第1走」。BMXレーシングで培ってきた「スタートの速さ」が期待されている。
長迫にとって2022年初の国際大会となるネーションズカップ第2戦が5月12日よりスタートする。1走スペシャリストが見据えるものはなんなのか?話を伺った。
2022シーズン主要大会一覧
4月15日〜17日 | 国際トラックミーティング | ベルギー・ゲント |
4月21日〜24日 | UCIトラックネーションズカップ第1戦 | イギリス・グラスゴー |
5月12日〜15日 | UCIトラックネーションズカップ第2戦 | カナダ・ミルトン |
6月18日〜22日 | アジア自転車競技選手権大会トラック | インド・ニューデリー |
7月7日〜10日 | UCIトラックネーションズカップ第3戦 | コロンビア・カリ |
7月28日〜31日 | ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ | 伊豆ベロドローム |
8月26日〜29日 | 全日本選手権トラック | 伊豆ベロドローム |
9月13日〜16日 | 第20回アジア大会トラック | 中国・杭州 |
10月12日〜16日 | UCI世界選手権大会トラック | フランス・サン=カンタン=アン=イヴリーヌ |
実は2021世界選手権に出場予定だったが……
Q:2021年はチームスプリントに世界選手権で出場予定と聞いていましたが、小原佑太選手が第1走でした。その辺りの背景からお聞かせ願いますか?
それはですね……単純にレース前に足を骨折してしまったからです。何故あのタイミングだったのか……関係者の皆さんにも迷惑をかけましたし、小原選手にもチームスプリントのメンバーにも申し訳ないことになってしまいました。
だから公式戦では海外のレースは東京オリンピック後初となります。
待ちに待ったレースなので、やる気が漲っています。
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