ネーションズカップ直前・内野艶和インタビュー

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今の自分の立ち位置は「全然、下」

Q:内野選手にとっての憧れの選手っていますか?

「目標の選手」と言う方が近いですが、やっぱり日本のトップでもある梶原悠未さんですね。

Q:自分の中での「世界での今の自分はこの辺なんだろうな」のイメージは?

難しいですね。絶対下の方だと思います。やっぱり近くに悠未さんというトップ選手がいるというのもあって、一緒に練習していても「まだまだだな、全然だな」と思ってるので……「レースを完走できるかな」という不安もあります。

Q:今回ベルギーとネーションズカップに出場しますが、どちらを重要視していますか?

ネーションズカップではありますが、どちらの大会もオリンピックポイントにはあまり関わらないと聞いているので、「経験」の意味が大きいのかなと思います。

Q:初めてのエリートの国際大会ということで、怖さなどは?

前後左右に選手がいると思うので、集団走行に最初は慣れないと思います。ベルギーでたくさんの種目に出られるので、人がたくさんいても走れるように慣れたいです。

国際レースでは常に人が多いのですが、国内レースではあまり経験できないことなんです。今回は、そこも含めて経験して、克服していきたいと思っています。

Q:集団走行は練習でどうにかできることではなく、レースをやっていくしかないということですね?

そうですね。ジュニアの世界選手権の時も様々な種目に出てたのですが、一番最初にスクラッチをやった時、すごく怖かった思い出があります。

でも次の日、次の日とやっていたら結構慣れて走れていたので……初日はすごく怖い思いをすると思いますが、慣れるだろうしまあ大丈夫かなと。

たぶんそんなこと考えていられないくらいグルグル回ると思うんです。未知な感じです!エリートはジュニアとどう違うんだろうな、と思っています。

Q:終わったら感想聞かせてください。

はい!とはいえ、「ほんとどうなるんだろう」って思っています。1年以上国際大会には行っていないし、レースも全然走れていないし……今は何がなんだかわからないです。

「レースがないとやってらんない!」

Q:レースへの飢えはありますか?

キツい練習を毎日行ってきて、なんのためにしているかと考えたら、レースのため、レースに勝つためなんです。「レースがないとやってらんない!」って感じです(笑)

レースができることはすごい嬉しいです。やっと海外のレースを走れます。オリンピックまで時間もないし、経験できるときに経験しておかないと。「やっと行ける!」って感じです。

Q:狙いは2024のパリオリンピック。もはや経験を積むではなく、結果を残すしかないですもんね。

そうですね。1戦1戦が大事です。時間もないし、大会も潰れに潰れまくっていたので……

エリートはジュニアみたいに簡単ではないので、気が抜けないなと思っています。

「誰が勝つんだ!?」の駆け引きが好き

Q:競技をやっていて「楽しい」と思える瞬間は?

レースに勝った時はもちろんですが、レース中の「どっちが勝つか」みたいな接戦の時が一番楽しいなと思います。

オムニアムみたいな合計得点で決まる種目で、「誰をマークして」とか「ここで何位に入っておかないと」とか考えながら走るのが、楽しいです。見ている人が「誰が勝つんだ!?」って思うような場面で、それを感じながら走るのが楽しいです。

Q:スピード感とかではないんですね。

そうですね。最初の頃は「こんなにスピードが出るんだ!」って楽しく思っていたのですが、毎日あのスピードで走っているので、当たり前になってきました。駆け引きみたいなことが自分は好きかな、と思います。

Q:今大会の「ここが私のポイント!」という部分を教えてください。

久しぶりの国際レースなので、レース前はすごく緊張した表情をしていると思うのですが、「あ〜緊張してるんだろうな〜」って気持ちで見ていただけると嬉しいです。レース頑張ってきます!

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