春の全国高等学校選抜自転車競技大会、男子個人パシュートで藤村一磨(都城工)が1年生ながらも高校生日本一のタイトルを得た。
高校1年生と2年生のみが出場できる春の高校選抜自転車競技大会が2022年3月22日から25日の日程で大分県別府競輪場で行われている。大会2日目には雨の中、男子個人パシュート(3km)の決勝、3位決定戦が行われた。
決勝:1秒差の予選結果は変わるのか?
22日に行われた予選ではトップとなった藤村(予選:3分33秒922)と並江優作(九州学院 予選:3分35秒289)が競う決勝。
ホームに藤村、バックに並江でスタートすると、序盤は並江が一気にスピードを上げて藤村と差をつけていく。1km通過時には、2人の差はおよそ2秒。
しかし時が経つにつれて徐々にその差は詰まっていく。最終周回に入ると藤村がリードを奪い、そのまま先着フィニッシュ。選抜初出場の1年生が初タイトルを獲得した。フィニッシュタイムは3分34秒018、並江は3分35秒374を記録した。
3位決定戦は海老島卓弥(浦和北)と篠島瑠樹(福井科技)の対決。海老島が篠島を3秒ほどのリードで下し、同メダルを獲得した。フィニッシュタイムは3分37秒547。
— 【記録速報】【公式】全国高等学校体育連盟 自転車競技専門部 (@hscyclingresult) March 23, 2022
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