2021年5月8日〜5月30日にて開催されるロードレースのグランツール『第104回 ジロ・デ・イタリア』。新城幸也選手が所属する「チーム バーレーン・ヴィクトリアス」も出場。本大会の第9ステージの様子と新城選手のコメントがチームユキヤ通信から届いた。

クラッシュでチーム2人目のリタイア

第9ステージは36km地点で2級山岳が、終盤には3級、2級山岳が連続。最後は1級山岳の山頂、しかも約15kmの未舗装路区間を登り切ってのフィニッシュという過酷な158km。

晴天のスタートとなったが、フィニッシュ地点の1級山岳付近では、過酷さに追い打ちをかけるように冷たい雨が降り、選手たちを苦しめた。

また、途中の降りでチーム バーレーン・ヴィクトリアスのマテイ・モホリッチ(スロベニア)が激しくクラッシュ。頭部を強く打ち脳震盪の症状がみられたため、その場でリタイアとなってしまった。意識はあり、骨折などの大きな外傷はないが、現在は経過観察となっている。

そんな中、チームからはダミアーノ・カルーゾ(イタリア)が6位でフィニッシュ。新城選手はこの過酷な山岳ステージをトップから5分14秒遅れの60位でフィニッシュしている。

6人となったが、皆で良いジロにしていきたい

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