中東のドバイ、アブダビを舞台に開幕した1週間のステージレース、UCIワールドツアー『UAE Tour』。このレースに出場した新城幸也選手(バーレーン・マクラーレン)から、レース結果が届いた。第1ステージにて新城選手はトップと同タイム集団の中、60位でフィニッシュしている。

マーク・カベンディッシュらベテラン揃いのチーム

中東のドバイ、アブダビを舞台に2月23日からスタートした1週間のステージレース、UCIワールドツアー『UAE Tour』。1月のオーストラリア遠征を終え、タイでの合宿をしていた新城選手にとっては、約3週間ぶりのレースとなった。

バーレーン・マクラーレンは2011年の世界チャンピオン、マーク・カベンディッシュ(イギリス)をエーススプリンターとし、ワウト・プールス(オランダ)で総合上位を狙う布陣。実績十分なベテラン揃いの中、新城選手は最年長選手でもあり、スプリント・山岳の両方でサポートを担う役割である。

第1ステージは60位でフィニッシュ

左から2011年の世界チャンピオン、マーク・カベンティッシュ(イギリス)、新城、エンリコ・バッタリン(イタリア)、エロス・カペッキ(イタリア)、ラファエル・バルス(スペイン)、ワウト・プールス(オランダ)、マルコ・ハラー(オーストリア)

第1ステージはハイグレードブランドショップ、高級ホテルが立ち並ぶ人工島、パーム・シュメイラをスタートし、ドバイ・シリコンオアシスでフィニッシュとなる平坦148m。

トップスプリンターの共演となったゴールスプリントで、カベンディッシュは15位、新城選手はトップと同タイム集団の中、60位でフィニッシュとなった。

「初めてチームメイトとして同じレースを走る緊張感はあったが、自分の仕事は変わりません。コミュニケーションも必要だし、このレースでうまく連携を築いていければいいと思っています」

と振り返っている。

レースは29日まで、7ステージで開催される。

大会公式サイト

Text : Miwa IIJIMA
TEAM ユキヤ通信 2020 №11』
24 February UAE
ーUAE Tour Stage 1 » The Pointe › Dubai Silicon Oasis (148k) ー