9月16日、日本自転車競技連盟(JCF)は19日から26日にかけてベルギーで開催予定の『2021 UCIロード世界選手権大会』へジュニアカテゴリ選手の派遣を中止する事を発表した。9日に欧州連合(EU)が“不要不急の入域制限解除国”リストから日本など6カ国を除外。ジュニア選手の渡航へ際するリスクを考慮し、エリートカテゴリ選手のみの派遣へと変更された。
JCFは今回の決定へ対し「ジュニア選手の派遣については、UCIよりレターを発行してもらうことで、ベルギーに入国し競技参加は可能となっていました。しかしながら、コロナ禍において日本の入国を認めなくなった国からの帰国便が大幅に減便される可能性が高くなることが分っており、ジュニア選手の安心・安全な派遣を行う立場から今回の派遣を取りやめることとしました」とコメント。
日本代表選手は『2021 UCIロード世界選手権大会』エリートカテゴリーに2人、ジュニアの6人が選出されていた。ヨーロッパを活動拠点とするエリートカテゴリへ出場の新城幸也、與那嶺恵理の両選手と、日本代表チームスタッフは予定通り派遣される。
参照:2021 UCIロード世界選手権大会(フランドル)派遣選手団(変更)
2021 UCIロード世界選手権大会
開催日程:2021年9月19日(日)~9月26日(日)
開催場所:ベルギー・フランドル
開催日程
日付 | 開催種目 | 実施カテゴリー |
9月19日 | 個人タイムトライアル | 男子エリート |
9月20日 | 男子U23・女子エリート | |
9月21日 | 女子ジュニア・男子ジュニア | |
9月22日 | チームタイムトライアル 混合リレー | 混合 |
9月23日 | 休息日・トレーニング・会議 | |
9月24日 | ロードレース | 男子ジュニア・男子U23 |
9月25日 | 女子ジュニア・女子エリート | |
9月26日 | 男子エリート |
参照:UCI ROAD WOLD CHAMPIONSHIPS(PDF)
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