大会は重複して開催
新型コロナウイルスによってシーズン前半のレースはほとんどがキャンセル。加えて5月開催予定だったジロ・デ・イタリアも延期に。UCI(国際自転車競技連合)は現在も新しいレーススケジュールの再編の真っ只中だ。
しかし、2020年5月3日にスペインの新聞社「AS」が公開した「Asi es el posible calendario ciclista en el que trabaja la UCI」の記事によると、3つのグランツールと4つのモニュメント及びその他のステージレースが、71日間の中で全て開催される予定だという。
ワールドツアー再開は8月1日から?
非公式だが、AS社が得たレース予定は以下の通り。今後も変更が生じる可能性があると記事内で述べている。
レースの再開は8月1日の「ストラーデ・ビアンケ(イタリア)」から。その翌週8日には同じくイタリアで「ミラノ〜サンレモ」、直後に「ツール・ド・フランス(以下ツール)」の前哨戦でもある「クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ(フランス)」の名が挙がっている。
ツールは2020年4月15日に公式で発表があった通り、変わらず8月29日〜9月20日へと延期。ツール終了から約2週間後に「ジロ・デ・イタリア(以下ジロ)」が10月3日〜25日にかけて開催予定。
また、ジロと並行して「アムステルゴールドレース(オランダ)」や「ツール・デ・フランドル」などのクラシックレースが同時開催される。そしてジロの終盤には10月20日〜11月8日にかけてスペインで「ブエルタ・ア・エスパーニャ(以下ブエルタ)」が開催予定とのこと。ブエルタの開催中には「パリ〜ルーベ(フランス)」の名もあり、かなりタイトなレーススケジュールとなっている。
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