スポーツ界のアカデミー賞をとも称される「ローレウス・ワールドスポーツアワード」。「ツール・ド・フランス2019」を22歳という若さで制したコロンビアのエガン・ベルナル(チーム・イネオス)が、今年最も躍進した選手へと贈られる最優秀成長部門(ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー)を受賞。同部門には「ラグビーワールドカップ2019」にて健闘したラグビー日本男子代表も候補として上がっていた。
快挙続きでの受賞
世界最高峰の自転車レースとも称されるツール・ド・フランス(以下ツール)。エガン・ベルナルは「わずか2度目の出場で」「戦後のツール史上最年少となる22歳で」、そして「コロンビア人初」の総合優勝を成し遂げ、受賞となった。
ローレウス賞は過去にランス・アームストロングが受賞していたが、ドーピング発覚により抹消。事実上初の自転車選手による受賞となる。
以下本人コメント(ローレウス公式ツイッターインタビューより)
ローレウス・スポーツアワードを受賞する事ができて光栄です。これは僕のキャリアにとってとても大きな成績で、絶対に忘れません。とても嬉しく思いますし、今後また受賞出来るように願っています。
Another trophy for the @Eganbernal collection 🇨🇴🏆#Laureus20 #SportUnitesUs pic.twitter.com/vc48NzjXBU
— Laureus (@LaureusSport) February 17, 2020
そのほか最優秀男子選手部門に、F1チャンピオンのルイス・ハミルトン(イギリス)とサッカーのリオネル・メッシ(アルゼンチン)の2人が史上初の同時受賞に。
2019年に同賞を受賞した女子テニスの大坂なおみは最優秀女子選手部門の候補としてノミネートされていたが、今年は受賞とはならなかった。