ガールズケイリンスペシャルレース
こちらは注目のガールズケイリン選手7人による、普段のトラックレーサーではなく、ロードレーサーで走る特別レース。コースの4分の1を全力疾走で争うこのレースでは、実際の競輪と同じように、序盤は先導員によるペースメークが行われた。
ゴールスプリント
一瞬のレースとなったガールズケイリンスペシャルレース。ゴールスプリントでは『ジャパンカップクリテリウム』コースならではの、選手達の激しい息遣いや表情を、間近で見ることができた。
優勝は、トークショーにて「自分の土俵である競輪では、まだ思ったように勝てていないが、今回の勝利を自信に繋げられたら」と語った4番の南円佳(鹿児島/116期)。競輪学校(現:競輪選手育成所)を卒業したばかりの選手が若い力を見せ、これからの可能性を示す結果となった。
また、トークショー時には同じく競輪学校を卒業したての、ガールズケイリンスペシャルレースを走った鈴木樹里(愛知/116期)選手も登壇。2人ともまだ不慣れなのか、インタビューでも初々しい表情を見せてくれた。
これからの2人の競輪での活躍に期待が膨らむ『ガールズケイリンスペシャルレース』となった。
また、メインレースであった『ジャパンカップクリテリウム』でも、男子競輪選手である村上義弘、渡辺正光がクリテリウム・スペシャル・ライダーズとして走り活躍。ロードレースと競輪という異種格闘技戦が楽しめたこの日は、雨を吹き飛ばすような盛り上がりで幕を閉じた。