現地時間2019年8月29日に行われた『第72回ブエルタ・ア・エスパーニャ』第6ステージの結果と新城選手のコメントが届いた。
総合エースをアシストするも見せ場は作れず/TEAM ユキヤ通信 2019 №30ー74th La Vuelta ciclista a España(2.UWT) Stage5ー
約199kmの第6ステージはスタートから登り基調で、20km地点に設定された2級山岳前で落車が発生。集団は4つに分断され、その後もアップダウンのある激しい展開となった。そんな中でもバーレーン・メリダのエース、ディラン・トゥンスがステージ2位でゴールし、リーダージャージを獲得。新城幸也からすると設立当初からいるチームでの、初めてのグランツールでのリーダージャージ。
明日からこのジャージを守る動きが大切になってくる。
「リーダージャージには驚きしかなかった」
以下、新城選手のコメント
「今日のステージはゴール後に嬉しい知らせが待っていた。冗談かと思ったぐらい(笑)。チームは昨日ステージで総合から遅れてしまったので、今日はステージ優勝を第1目標にしていた。コントロールするチームが無ければリーダージャージ獲得をセカンドプランの作戦でスタートした。
スタートから6kmで2級山岳に突入する為、登りに強い3人(ディラン・トゥンス、マーク・パドゥン、ハーマン・ペーンシュタイナー)と一緒に逃げに入れるようにと思ったが、登り口で落車に巻き込まれてしまい、足留めを喰らった。いきなり集団から遅れて登り始める羽目になった。
登りでドンドンアタックがかかってるのを見て、今日はキツイ日になるなと思った。30人ぐらいのグループで前を追いかけたが2分が縮まら無くて、結局、まる1日グルペットで過ごす事となった。そこから、フィニッシュ後に『ディランがリーダージャージ』と聞き、驚きしかなかった。
チーム創立以来初のグランツールでのリーダージャージ。チームの歴史に新たな1ページに立ち会えたこともうれしかったが、今回のレースで自分と同部屋のディランだけに嬉しさも倍増。明日はリーダーチームとしてバッチリ働いて来ます。」
Text:Miwa IIJIMA
『TEAM ユキヤ通信 2019 №31』
29 August 2019 at Spain Valencia
ーLa Vuelta ciclista a España (2.UWT) Mora de Rubielos ~ Ares del Maestrat (198.9km)ー
難しいアシストに責任を感じる新城/TEAM ユキヤ通信 2019 №28ー74th La Vuelta ciclista a España(2.UWT) Stage3ー
着実に仕事をこなし、明日からの山岳ステージへ/TEAM ユキヤ通信 2019 №29 ー74th La Vuelta ciclista a España(2.UWT) Stage 4ー