第3ステージは準山岳ステージ NAQUERA–NAQUERA 115Km

第3ステージは標高差のある大きな周回を4周する準山岳ステージ。下りは道幅が広く登りは勾配が緩いため流れるようにレースは進む。

序盤から山岳賞の雨澤毅明を含む逃げグループがレースを先導するが、集団もスピードを緩めずハイペースで進む。後半に逃げは吸収されレースは長く伸びた大きな集団のまま進み、周回を外れる引き込み線のような20%を越える急勾配ゴールへ差し掛かる。

日本チームがチーム賞を獲得

日本チームは岡篤志横山航太石上優大と好位置で登りスプリントの入り口に入り、2位、5位、11位と上位でゴールし第1ステージに続くチーム賞を獲得した。

前半から積極的に動いた雨澤は今日で山岳賞を決め、今日も守った渡辺歩のスプリント賞は明日の最終ステージで決着がつく。

岡篤志が個人総合2位に


今日ステージ2位でゴールした岡は個人総合ポイント賞でも個人総合リーダーに次ぐ2位に浮上し、明日の順位次第ではポイントリーダーの可能性も出てきた。

明日はフラットでテクニカルな最終ステージ。逃げでもゴールスプリントでも持ち味を生かしステージ上位を狙う。

Text:浅田 顕
第3ステージ結果