役割分担の意思疎通に課題
今日のステージでは登りで松田が先頭から遅れた後、下り区間と平坦区間で遅れた選手が復帰し追走集団は人数を増やす中、日本チームは数を揃えながらも、追いかけるのか追いかけないのか、役割分担の意思疎通が出来なかった。
そして、最後の登りで更なるカザフスタンの攻撃に備える判断が上手く出来なかった。
第3ステージもスタート直後から設定されているため、厳しいレースになることが予想される。強力なカザフスタンチームのコントロールを崩すのは難しいが、松田の個人総合順位を維持し、ステージ優勝を狙う。
第2ステージ結果
1位:Olzhas BAYEMBAYEV (カザフスタン) 2時間43分55秒
2位:Daniil Marukhin(カザフスタン) 同タイム
3位:Igor CHZHAN(カザフスタン) 同タイム※遅れてゴールしたが優勝者と同タイム扱いとなった。
9位:松田祥位 2分15秒差
10位:小野寺慶 同タイム
14位:西原裕太郎 2分19秒差
16位:佐藤健 同タイム
38位:蠣崎優仁 7分33秒差
39位:篠田幸希 同タイム
個人総合成績
1位:Daniil Marukhin(カザフスタン) 4時間36分50秒
2位:Igor CHZHAN(カザフスタン) 8秒差
3位:BAYEMBAYEV Olzhas(カザフスタン) 25秒差
7位:松田祥位 2分17秒差
8位:佐藤健 2分31秒差
14位:小野寺慶 2分50秒差
37位:篠田幸希 8分8秒差
39位:西原裕太郎 8分45秒差
58位:蠣崎優仁 13分59秒差
Text : JCF強化コーチ 柿木孝之