2019年が始まって一月が経とうとしている。ロードレースのシーズンも始まりつつあるが、今年はどんなレースが観られるだろうか?
BMCレーシングのチーム解散や、アクアブルースポートの経営破綻など、様々な出来事があった2018年。そんな2018年に発生していた有力選手の移籍情報を振り返って、今年の見所を再確認してみよう。
Ag2r ラ・モンディアール
in: レアリー・ワルバッセ(前アクアブルースポーツ)、ダリアン・ゴドン(前コフィディス)
out: シリル・ゴチエー(来季ヴィタルコンセプト)
3Tのワンバイを初めて使ったチームとして名が広まったアクアブルースポートが今年経営破綻した。所属選手であり、元アメリカロードチャンピオンであるレアリー・ワルバッセがAg2rとの契約に合意した。
EF エデュケーションファースト・ドラパック
in: ティージェー・ヴァンガードレン(前BMC)、アルベルト・ベティオル(前BMC)、モレノ・ホフランド(前ロットスーダル)
out: ピエール・ローラン、ウィル・クラーク
2018年度いっぱいでチームを解散したBMCレーシングから、これまた元アメリカロードレースチャンピオンであるティージェー・ヴァンガードレンを獲得している。クラシックなどで忠実なサポート役として知られるアルベルト・ベティオルも加入予定だ。
一方エース格であったピエール・ローランは契約に合意せず移籍となった。
ディメンションデータ
in: ジャッカモ・ニゾッロ(前トレックセガフレド)、ミカエル・ヴァルグレン(前アスタナ)、ラース・バーク(前ロットスーダル)、ロマン・クライジガー(前ミッチェルトン・スコット)
out: サージオ・パウルズ
カベンディッシュでお馴染みのディメンションデータは、トレックセガフレードのスプリンターであったジャッカモ・ニゾッロを獲得。ミサイルトレインの復活なるか。
アスタナからミカエル・ヴァルグレンも獲得し、グランツールの山岳でもステージ優勝を狙う。