大阪・関西万博で9月7日から14日まで開催される「イタリアウィーク」。このイベントの開催に合わせて、オープニングセレモニーが行われた。
イタリアウィークの期間中、シグネチャーパビリオン「いのちの未来」による国際コラボレーション展示「時空を超えた国際交流~伊東マンショロボット」などが期間限定で公開されている。
ジロ・デ・イタリア×競輪 初のコラボがスタート
そしてイタリアウィークの企画の一部としてジロ・デ・イタリア×競輪の展示もスタートした。この記事はジロ・デ・イタリア×競輪のコラボレーションについてお伝えする。
大屋根リングとイタリアパビリオンをつなぐ、イタリア国旗をイメージした3色のリボンがお披露目され、スタートしたイタリアウィーク。徳島の阿波踊りなど、炎天下の中でオープニングセレモニーが実施され、日本の自転車界からはJKA会長の木戸寛氏、JCF会長の橋本聖子氏、同副会長の中野浩一氏、そして2024ケイリン世界チャンピオンの山﨑賢人が出席した。
大屋根リングとイタリアパビリオンを繋ぐリボン
橋本聖子氏と中野浩一氏
東レのバイク展示:左が山﨑賢人選手 右が木戸寛JKA会長 2024年に世界チャンピオンを3人生み出したこのバイクの開発には、JKAの補助事業が大きく関わっている
パビリオンの中では、ジロ・デ・イタリア×競輪の企画として世界で活躍するV-IZUブランドのTCM-2、そして中野浩一氏がイタリアの世界選手権で世界チャンピオンに輝いた際に使用していたNAGASAWAの鉄フレームのバイクをはじめ、自転車に関連する様々なアイテムが期間限定で展示される。バラの絨毯に設置された競輪や競技の自転車の数々を是非ご覧いただきたい。
NAGASAWAバイクと中野浩一氏
ジロ・デ・イタリア2026のトロフィーを掲げる橋本聖子氏
2026年版、ジロ・デ・イタリア総合優勝者のトロフィー
山﨑賢人選手 コメント
セレモニーに呼んでいただきとても有難いです。トレーニングもあり、おそらく自分では来ることはできなかったと思います。良い機会です。すごく盛り上がっていることを肌で感じましたし、熱狂できる物を作っている人たちは、やっぱり尊敬します。日本のパビリオンだけでなく、国の繋がりがあって盛り上がれるということに感動しました。
ダビデ・カッサーニやピナレロの代表らが登壇したフォーラムも開催