ツール・ド・フランスで4度の優勝を誇るイギリスの選手、クリス・フルームが練習中に事故により重傷を負ったことが、自身のSNSおよび海外サイトにて報じられた。

頭部の負傷はなし

BBC（英国放送協会）などの報道によると、事故が起きたのは南フランス・トゥーロンでのトレーニング中のこと。
肺気胸、肋骨5本骨折、腰椎骨折という重傷を負ったとのことだが、医療スタッフの到着時には会話ができ、頭部の負傷はなかったという。

現在の容体は不明だが、上記のポストには世界中のファンや関係者から心配の声が寄せられている。

今シーズンはイスラエル・プレミアテックに所属、2025年が自身にとってキャリア最後の年になることを示唆していたともされるフルーム。
帝国勲章（OBE）も持つ英雄の、一刻も早い回復を願いたい。

参照：Froome airlifted to hospital after ‘serious’ crash

追記（8/29 19時）

木曜午後に行われたという手術は成功、医療チームのケアのもとで、回復に努めていることを告げるポストがクリス・フルーム本人のXアカウントにて投稿。
本人および家族からの感謝のコメントも記されている。