落車の遅れを感じさせない驚異的な走り

レースの半分が過ぎたあたりで集団内において大規模な落車が発生した。レムコ・イヴェネプールもこれに巻き込まれ、一時は先頭集団から2分近いタイム差を付けられてしまう。

しかし、アシストの力を借りて集団復帰すると、上り区間で自らアタックを仕掛けて集団を粉砕。2選手がこれになんとか食らいついていったが、残り20kmほどになるとイヴェネプールの独走状態となってしまった。

イヴェネプールはそのまま2位と1分25秒の差をつけて優勝。個人TTと合わせて2冠を達成した。

日本選手は小野寺慶が51位。福田圭晃、日野泰静、香山飛龍、馬越裕之の4選手は完走できずにレースを終えている。

男子ジュニアロードレース 最終結果

順位 名前 タイム
1 レムコ・イヴェネプール ベルギー 3:03:49
2 MAYRHOFER Marius ドイツ +1:25
3 FANCELLU Alessandro イタリア +1:38
51 小野寺慶 日本 +17:28
福田圭晃 日本 DNF
香山飛龍 日本 DNF
日野泰静 日本 DNF
馬越裕之 日本 DNF

男子ジュニアロードレース 全リザルト(PDF)

小野寺「力を出し切ることができなかった」