ビンツェンツォ・ニバリ(イタリア)

今年のミラノ―サンレモでも下りアタックからの逃げ切り勝利を果たしたビンツェンツォ・ニバリ

登坂力 ★★★★★
ダウンヒル ★★★★★
独走力 ★★★☆☆
スプリント ★★☆☆☆

ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャというグランツール全てを制している男であり、登坂力は申し分ない。また、同じく山岳系ワンデーレースの最高峰の一つであるイル・ロンバルディアで2015年と2017年に優勝している。いずれも終盤の上りでアタックしたのちに、ダウンヒルでライバルを突き放し、そのまま独走で逃げ切りを決めた。今大会のレイアウトには最も適した実績を持つ男である。

今年は春のミラノ―サンレモでも同じく登りからのダウンヒルで逃げ切り勝利を果たしているほか、直前のブエルタ・ア・エスパーニャでも、第14ステージに総合優勝争いは避ける走りで体力を温存しつつ、得意のダウンヒルで集団を真っ二つにする走りを見せた。コンディションは問題なさそうだ。

もしも今大会で優勝すれば、エディ・メルクスやベルナール・イノーなどに続く史上4人目の“3大グランツール+世界選手権制覇者”となる。新たな伝説を作ることができるか。

パンチャーからクライマーへ変貌した選手