NIPPOは、ベルギー籍のUCIワールドチーム「アンテルマルシェ・ワンティ」と2025年1月からのスポンサーシップを締結。「ワンティ・NIPPO・リユーズ(Wanty-NIPPO-Re Uz)」の共同タイトルスポンサーとなり、自転車競技の発展、特に日本の若手選手の育成をより強固に推し進めていくことを発表した。

Team NIPPO | 公式サイト

ワンティ・NIPPO・リユーズとは?

アンテルマルシェ・ワンティ が2023年に立ち上げた育成を主軸としたベルギーのUCIコンチネンタルチーム。
元プロ選手のケビン・ヴァン・メルセンの指導のもと、過去2シーズンでヨーロッパU23選手権ロードレースをはじめ25勝以上を挙げている。

このパートナーシップは日本人選手の育成に重点を置いているものとなり、所属する日本人選手がワールドチームのメンバーとして世界のトップレースに出場する機会の提供や、トレーニング合宿に参加して世界水準のトレーニングプログラムを経験することとなるとのこと。

チームNIPPOサポート選手に今村駿介が加入

あわせて、チームNIPPOサポート選手にナショナルチーム中長距離メンバーの今村駿介が新たに加わることも発表。
今村は今後、ヨーロッパを中心としたロードレースにも挑戦することとなる。

今村駿介 コメント

まずは、ヨーロッパで活動する機会をいただけたことに、NIPPOをはじめとした関係者の皆様に御礼申し上げます。

自転車を始めてから、これまでトラックレースをメインに活動し、今年は初めてのオリンピック出場(パリ大会/マディソン・チームパーシュート)も経験することができました。トラックレースの国際大会で表彰台に上がるのは、ロードレースでも活躍するUCIワールドチーム所属の選手ばかりです。トラックレースの勝負所での持久力、テクニック、戦術すべてにおいて余裕のある彼らと日常的に戦える環境に身を置くことは、自転車選手として強さを求めていくために必要だと感じています。

アンテルマルシェ・ワンティには、今年のツール・ド・フランスでポイント賞を獲得したギルマイ選手も在籍していますし、トラックレースでアルカンシェルを獲得したり、表彰台に立ったことのある選手、プロトンで長年走り続けている選手も多くいます。食事や文化、レースでの走り方など、僕の成長に必要なものがこのチームには全て揃っていると感じています。トラックレースで培ったスピードとパワーを活かして、強いチームメートたちとUCIレースでの勝利を目指したいです。

ワンティ・NIPPO・リユーズ所属選手は後日発表予定

チームNIPPOのサポート選手には、今村のほか藤村一磨、長島慧明、島崎将男、岩村元嗣(※サポートメンバー)、望月蓮(※サポートメンバー)、成田光志(※サポートメンバー)の計7人が所属することとなる。なお、「ワンティ・NIPPO・リユーズ」所属メンバーについては後日発表される予定となっている。