2018年6月3日(日)〜6月10日(日)開催の「クリテリウム・ドゥ・ドーフィネフランス」にチーム・バーレーン・メリダの新城幸也選手が出場。
怪我からの復帰戦となった、第1ステージのレポートをお届けする!
新城幸也が復活「最下位じゃなくてホッとした(笑)」/クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ プロローグ Teamユキヤ通信NO.35
相次ぐ落車、獲得標高差2,800mのハードな山岳コース
第1ステージはスタートしてから9km地点でいきなりカテゴリー2級山岳、計7つの山岳ポイントが設定された全179kmのハードなコース。数々の山岳を越え、中盤には獲得標高差2,800mに達する。
レース前に雨が降っていたものの、スタート直前には日が差し、気温も上昇した。
しかしレースの途中で再び雨が降るなど、目まぐるしく変わる天候の中で落車も相次いだ。終盤は緊張感の中でのゴールスプリントとなった。
チームの最高位はヴィンツェンソオ・ニーバリの39位。復帰戦となった新城選手はトップから1分19秒遅れの73位で無事にゴールした。
以下、レースを終えての新城選手のコメント。
無事完走、日に日に上がり調子
今日は平坦ステージのはずだったのだが、ドゥーフィネには平坦なんてなかった。(苦笑)
無事に走り終えたことにホッとしている。日に日に調子が上がっていける気がしている。
トマ(*)と話したのだが、明日のステージは残り30kmで逃げに1分以上のアドバンテージが有れば、逃げ切れる可能性があると言う。と言うことはコーナーが連続するアップダウンなコースレイアウト。
自分に逃げの指示は出るかな??(笑) そしたらチャンスですね!
*トマ・ヴォクレールはツール・ド・フランスでは何度もマイヨジョーヌに袖を通してきた、フランス自転車界のヒーロー。昨年のツール・ド・フランスで、引退を発表。その後は、テレビでレース中継をするコメンテーターや、今大会の名誉アンバサダーとして、レースに欠かせない存在として活動している。
Text:Miwa IIJIMA
レースの模様はJ SPORTSにて観戦可能
https://www.jsports.co.jp/cycle/stage/