2018年5月31日〜6月3日までチェコで開催したU23ネーションズカップCOURSE DE LA PAIXに山本大喜、石上優大、小野康太郎、渡辺歩、小山貴大、中村圭佑らが参加。
最終日の第3ステージは、大小の山岳ポイントを4つ含む厳しいステージ設定。連日の疲労からか、個人総合上位選手でも脱落者が続出した。日本ナショナルチームは山本大喜と石上優大が終盤に抜け出すことを狙い、ステージ上位でのゴールを目指した。
石上が最終ステージ16位
中盤までの厳しい展開で先頭集団は約40名に絞られた。ゴールまでラスト40km地点で山本とアメリカの選手が集団から飛び出す。最大40秒のタイム差をつけたが、集団もペースを落とさず、やがて吸収されてしまった。
終盤の最終山岳区間でスロベニアのポガチャーが単独で飛び出し、逃げ切って優勝。追走集団に残った石上は登りで2位以下のゴール争いに挑むが、上位には及ばず16位で最終日を終えた。
4日間を通じて非常に厳しいステージレースであった。今回のレースを終えて、プロレベル選手6名を揃える主力国との大きな差を実感した。
引用：JCF
競技結果
6月3日 第3ステージ 158km
1位 POGAČAR Tadej(スロベニア)
2位 ERRAZKIN PEREZ Xuban(スペイン)
3位 MALECKI Kamil(ポーランド)
16位 石上優大(Japan National Team)
72位 山本大喜(Japan National Team)
94位 小山貴大(Japan National Team)
98位 渡辺歩(Japan National Team)
DNF 中村圭佑
DNF 小野康太郎
最終個人総合成績
1位 POGAČAR Tadej(スロベニア)11h28m51s
2位 BATTISTELLA Samuele(イタリア)+41s
3位 HIRSCHI Marc(スイス)+44s
34位 石上優大(Japan National Team)+10m54s
62位 山本大喜(Japan National Team)+22m41s
91位 小山貴大(Japan National Team)+40m58s
107位 渡辺歩(Japan National Team)+1h03m31s
Text:浅田顕
原文:JCF
