世界最大の自転車レース（ロード）、「ツール・ド・フランス」。本大会の主催者であるA.S.O.は2022年12月1日、2024年大会の最終ステージを例年のパリ・シャンゼリゼではなく、フランス南部のリゾート地「ニース 」で実施することを発表した。

111回大会にして初の試み

オリンピックやサッカーワールドカップとともに、「世界3大スポーツイベント」としても知られるツール・ド・フランス（以下ツール）。毎年主にフランス各地を約3週間かけて周る、全21ステージのロードレースだ。

例年パリ・シャンゼリゼの周回コースでフィナーレが実施されるツールだが、第111回目の開催となる2024年大会の最終第21ステージは「ニース」にて開催される。

シャンゼリゼ以外の地で最終日を迎えたことは以前にも数回あったが、どれもパリから数kmしか離れていない場所。ニースのように数100km以上も離れている場所で、グランドフィナーレが行われるのは初となる。

「2024パリオリンピック」との兼ね合い

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