2018年4月22日(日)フランスで開催されたフランスのアマチュアトップカテゴリーの「U23 CIRCUIT BOUSSAQUIN」に草場啓吾と松田祥位が参加。序盤と終盤に断続的な10kmの峠を超え、計24kmを走る大周回と、中盤に1周5kmの平坦な道を16周するコース。
日本ナショナルチームとしては昨年に続いての参加となった。
参加選手は以下4名。
草場啓吾、松田祥位、蠣崎優仁、武山晃輔
積極的に動き、悪くない展開
中盤に優勝候補を含む16名の主力メンバーの先行集団に松田祥位が入った。しかし、終盤になり、逃げ遅れた追走型の有力チームによる決死の追い上げで、振り出しに。
その後、草場啓吾が積極的に動いて10名の先行集団に入り、最後の登りを迎えた。しかし、登坂力が一歩及ばず、最終局面で先頭に残れなかった。しかしながら、このカテゴリーでの2名の動きは評価できるものであった。
松田祥位選手は以下のようにレースを振り返っている。
自ら動き、強豪にくらいつく
今回のレースには沢山の強豪エリートチームが来ていた。目標は自ら展開し、強豪チームに行けるところまで食らいついていくことだった。
スタート後の最初の登りで早速ペースアップがあったが、前方の位置取りして用心していたのでクリア。小周回にスムーズに入ることができた。
ハイペースで進んだ周回序盤から、残り8周くらいで登りをきっかけに16名ほどで先行し、後続集団と最大30秒差を付けることができた。しかし残り3〜4周で捕まり、そこでアタック合戦となった。草場さんがその後の逃げにうまく上手く乗って、最後の大周回へ。自分は一列になっているメイン集団の前から3番手で登りへ。
頂上にかけてペースアップしアタック合戦も起こったので、半ばで力尽きてしまった。その後は4人の*グルペットでゴール。展開的にも位置取りも悪くないレースだと思った。
さらに上達して勝てるようになりたい。
*グルペット…ロードレース用語。山岳コースで、タイムアウトにならない程度にゆっくり走るために作る集団のこと。
競技結果
1位 GABORIAUD Guillaume(フランス/OCCITANE CYCLISME FORMATION)
2位 DUJARDIN Sandy(フランス/E.C. ST ETIENNE – LOIRE)
3位 CONSTANTIN Baptiste(フランス/CREUSE OXYGENE GUERET)
21位 草場啓吾(U23 Japan National Team)
44位 松田祥位(U23 Japan National Team)
DNF 蠣崎優仁
DNF 武山晃輔
※山本大喜は怪我の影響により未出走
Text:浅田 顕
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原文・引用:JCF