2022年4月21日から24日にかけて開催されるUCIネーションズカップの第1戦。オリンピック・世界選手権に次ぐ高いUCIポイントを獲得できる、ハイグレードな大会だ。全3戦実施され、初戦はグラスゴー(イギリス)にて開催される。
日本からは9選手が出場。そのうち中長距離に出場予定の男女7選手は、開幕直前(4月15〜17日)に開催されたトラック競技の国際大会『ベルギー国際トラックミーティング』に出場し、表彰台に上がる走りも見せ、より大きな大会へと弾みをつけた。
本大会は日本の7選手だけでなく、ネーションズカップ第1戦に出場予定の選手が世界各地から参戦する大会となった。
しかしグラスゴーでの戦いを前に、実践を積んでいたのはベルギーにいた選手たちだけではない。
ガタガタの石畳を行く『パリ〜ルーベ』
4月16・17日にはフランスにて『パリ〜ルーベ』が開催された。パリ〜ルーベとはガタガタの石畳をひたすら走るロードレース。パリからフランス北部のルーベまで、荒れた石畳を含む250km以上のコースを走るため、「世界一過酷なワンデーレース」とも称されている。
ネーションズカップ第1戦にエントリーしている選手のなかにも、この過酷なレースに挑んだ者が数選手存在する。本記事ではそんな選手たちをご紹介する。
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