元世界王者ら、2度目のオリンピックへ

スペイン自転車競技連盟が、東京オリンピック自転車トラック競技代表選手を発表。

トラック競技では、男子中長距離のセバスチャン・モラアルベルト・トーレスの2人がスペイン代表として選出された。

2人はUCIワールドツアーチーム「モビスター」に所属するトップロード選手として活躍。国際大会では度々マディソンでペアを組み、ワールドカップでのメダル獲得や、2020年UECトラックヨーロッパ選手権で優勝などの実績を持つ。チームパシュートメンバーとして出場した2012年ロンドンオリンピックに続き、2回目のオリンピック出場となる。

モラは2014年に日本のUCIロードチーム「マトリックスパワータグ」に所属し、国内のレースを走っていた過去を持つ。2016年にはスクラッチで世界王者に。

MORA VEDRI Sebastian Men's Madison / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP I, Minsk, Beralus

セバスチャン・モラ

トーレスは2014年のマディソン世界王者。2019年の国内選手権では6冠を果たしている。モラとペアを組み、オリンピック出場に向けて準備を進めてきた。

Albert Torres Barcelo

トレスとモラ、調整を経てオリンピックへ

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