2019年6月20日に発表された、オリンピック観戦チケット抽選販売の結果。ネット上には「当たった!」の声も多数あれば、残念ながらチケットの抽選に外れた人の方が多い。しかし諦めるのはまだ早い!まだオリンピックの観戦チケットを入手する方法は残っている。

旅行会社のオリンピック観戦ツアーへ申し込む

『日本国内各地から競技会場へ足を運んでもらうため、チケットと宿泊や交通機関等をパッケージにした観戦ツアー』が東京2020オフィシャル旅行サ-ビスパートナーのサイトおよび店舗にて販売される。

販売時期は各社によって異なり現在申し込み受付中のツアーもある。

近畿日本ツーリストは7月24日から、JTBは6月15日〜7月15日の期間で「観戦チケット付ホテルシップ宿泊プラン」を受付中。

東武トップツアーズは「公式観戦ツアーの販売は夏頃を予定」と告知している。

各社様々なツアーを企画しているようで、観戦チケットの含まれるツアーの他にも、自身でチケットを手に入れられた人向けのツアーも用意されている。

詳細・最新情報は公式サイトにてチェックを。

次のチャンス、先着販売

明確な日付までは発表されていないが、2019年の秋以降に先着販売が行われる予定だ。抽選販売で外れた人は、まずこの先着販売へ望みを託そう。オリンピックチケットの販売方法は、抽選販売時と同じく『公式チケット販売サイト』から。

最後のチャンス、直前期販売

こちらも日付までは発表されていないが、2020年の春以降、オリンピック開催の直前に公式販売が行われる予定。『公式チケット販売サイト』または東京都内へ設置予定の『公式チケット販売所』での販売となる。

不正転売は違法、公式リセールサービスを使おう

抽選倍率の高い東京オリンピック観戦チケット。高額転売の発生も予想されるが、東京オリンピックを見越し「チケット不正転売禁止法」が6月14日より施行された。違反者には、1年以下の懲役、または100万円以下の罰金、またはその両方が科される。

関連リンク:https://tokyo2020.org/jp/games/ticket/rule/

東京オリンピックの公式「リセールサービス」とは「チケットを購入したが行けなくなった人」が、「違法転売などをせずにチケットを欲しがっている人に譲る」ための公式のサービスだ。

一般的なリセールサービスと同じなら、購入希望者は指定の期間内に申し込みをし、抽選でリセールチケットの当選を待つ仕組みとなるだろうが、詳細については未発表。公式の情報をこまめにチェックする必要がありそうだ。

優雅に観戦『東京2020オリンピック公式ホスピタリティパッケージ』

『東京 2020 オリンピック公式ホスピタリティパッケージ』とは、今年1月に出ている『東京2020大会オリンピック公式チケットの 販売概要の公表について(PDF)』によると、

・観戦チケットに加え、会場内の施設で飲食やラウンジ提供などの高付加価値サービスがついたホスピタリティパッケージのチケット
・ 陸上、テニス、水泳などの 10 以上の競技会場で実施予定

・法人・個人の一般観客の方に販売
・価格や内容の詳細については、現在検討中

とのこと。

※公式チケット販売サイトには「7月以降」とだけ記載があったので、オリンピックの直前の販売となるのか、この夏の販売となるのかが判断できなかった。

海外からのオリンピックチケット申込み

海外在住者向けにはTokyo 2020 公式チケット販売事業者(ATR)で販売が行われる。居住国・地域によって購入方法や販売時期が異なるので、詳しくは公式サイトでチェックを。

また、2020年春以降は海外在住者も『公式チケット販売サイト』からの購入が可能になる予定だ。

公式情報リンク

国内での販売情報5つ+海外にお住いの方向けの販売情報をお届けしたが、まだまだ現時点では詳細が発表されていない情報も多い。詳細・最新情報は公式サイトチェックをお忘れなく。

公式チケット販売サイト

東京オリンピックチケットの販売スケジュール

国内 2019年夏〜 東京2020オリンピック観戦ツアー
2019年秋〜 先着販売
2020年春〜 直前期販売
2020年春〜 公式リセールサービス
7月以降 東京2020オリンピック公式ホスピタリティパッケージ
海外 随時 各国NOC公認の公式チケット販売事業者から購入
2020年春〜 公式チケット販売サイトからも購入可の予定

チケットの販売方法と販売スケジュール

チケットのルール

そして幸運にも当選した人は7月2日までの購入手続きをお忘れなく。

チケットの抽選申込・購入手続

自転車競技種目の開催スケジュール