2月1日〜5日の期間、タイで開催されているマウンテンバイクアジア選手権。大会最終日となる5日目にはXCE(クロスカントリーエリミネーター)が開催され、日本からは竹之内悠が参加。7位の成績を収めた
マウンテンバイクアジア選手権
日時:令和2年2月1日〜2月5日
会場:タイ チェンライ
レースレポート
以下、鈴木雷太ヘッドコーチによるレポート。
「大会最終日となる5日目はXCE(クロスカントリーエリミネーター)が開催され、日本からは竹之内悠が参加した。
XCEはXCOとは別に作られたコースで行われる。基本的にワンラインのコーナーが多く、スタート直後のゆるい登りから1stコーナーへの入りが重要となる。13時からタイムトライアルが行われて、その結果をもとに1/4、セミファイナル、ファイナルと各組2名ずつ勝ちあがる方式で行われた。
予選のタイムトライアルは1:56:147で2位。幸先のいいスタートとなったが、予選1位のタイに3秒差をつけられた。2分弱で3秒差はとても大きな差であり、日本チームとしてインターバル中にマッサージや冷却、ローラーなど出来る限りのサポートを行った。
クォーターファイナルは余裕で先頭で通過。セミファイナルではスタートのクリートキャッチを完全に失敗してしまい、4位で最初のコーナーへ。コーナーで攻めて走って前を詰めたが、前の選手にラインをふさがれ完全にストップしてしまい、敗退となった。
5位決定戦のスモールファイナルのメンバーはインドネシアの昨年の覇者、優勝候補の台湾などの強豪が揃い、スタートから激しいレースが行われた。竹之内は3番手でファーストコーナーを抜け、そのままフィニッシュし7位となった。」
レースを終えて
「レースを終えて、タイをはじめとした他国は、種目の多いマウンテンバイク競技全体の強化を行っており、どのレースも競技力が向上している印象を受けた。
今後選手各自の努力だけでなく、日本全体での強化をしっかりとおこなっていく必要性を強く感じた。
沢山のご声援ありがとうございました。」
JCF マウンテンバイクヘッドコーチ
鈴木雷太
(TEXT:JCF)