大舞台で日本記録を更新

8月5日、8月6日に男女それぞれのチームパシュート予選ラウンドが実施。男子は中野慎詞・今村駿介・橋本英也・窪木一茂が、女子は池田瑞紀、垣田真穂、内野艶和、梶原悠未が出場した。

男子チームパシュート予選

男子チームパシュート

日本はオリンピックランキング6位でこの種目の出場枠を獲得。出走順は5番目となった。

中野慎詞を先頭に加速していくと、中野が1kmを越えた辺りで離脱。残りは3人となりレースを進めていく。日本チームは新たな形でレースの臨んだものの、安定性を欠くレースで最後はバラバラになってしまった。フィニッシュタイムは3分53秒489。全体の10位のタイムとなり、次の日の1回戦進出は果たせなかった。

女子チームパシュート予選

女子チームパシュート

出場10チーム中8チームが次の1回戦進出。日本チームはこの日の開幕レースとなる1番目の出走。オリンピックの舞台で大声援を受けてレースがスタートする。

通常のように梶原がスタートからスピードを上げていくと、日本記録を上回るペースで最初の1kmを通過していく。隊列を崩さずに安定したスピードで走っていく日本は、3km通過付近で梶原が離脱。池田、内野、垣田となった3人が最後まで踏み続けていくが、少しオーバーペースだったか、最後はややスピードを落としてフィニッシュ。

タイムは4分13秒818。2024アジア選手権で記録した4分14秒254の日本記録をおよそ半秒上回る好パフォーマンスを見せて、他のチームの結果を待つ形となった。

しかし、その他のチームも流石の仕上がりを見せ、全てのチームが日本のタイムを上回ってしまったため、日本は1回戦進出はできなかった。

選手からのメッセージが到着