8月9日に女子マディソン、8月10日に男子マディソンが実施された。女子マディソンには内野艶和&垣田真穂、男子マディソンには窪木一茂&今村駿介ペアが出場。

女子マディソン 初挑戦は12位

序盤に交代ミス、落車のアクシデントも発生した内野&垣田ペア。しかし2回目となるスプリント周回では4着1ポイントを獲得。

女子マディソン

その後も集団の前方で積極的にポイントを獲得しにいくが、毎回のポイント周回で7~8番手となってしまい、積極性は見せるがポイントが加算されていかない。イタリア、イギリス、フランスが強さを見せる中、日本の獲得ポイントは序盤の1ポイント獲得に留まり、全体では12位という最終結果となった。

激闘の6位 男子マディソン

序盤は集団の前方でレースを展開するものの、ポイント周回毎に良い位置にいられず、なかなかポイントが獲得できない日本チーム。しかし残り90周を過ぎ、集団が固まっていたチャンスを逃さなかったのは日本の窪木一茂。

男子マディソン

後方からスルスルと位置を上げていくと、一気にアタックして単独で抜け出すことに成功する。今村と力を合わせて逃げていく日本チームは、残り80周のポイント周回を1着として5ポイントを加算。そして残り77周でメイン集団を捕まえて+20ポイントを獲得。このアタックで合計25ポイントを得て一気に暫定3位までランクアップし、メダル争いへの権利を手にした。

しかしここからは未知なるカオスの世界。日本はラップをしてから苦しい展開で、ポイントを加算できない時間が続く中、落車が頻発、全体がバラけてどこを集団と位置付けるのか迷うような状態に。日本は一度-1ラップ認定されるものの、残り30周で3着2ポイント、その後再び3着2ポイントを獲得。しかし長時間の高速走行による疲れか、残り10周のポイント周回を前にニュージーランドチームと接触してしまい、スピードが落ちてしまう。

男子マディソン

追い上げたいところだが日本はポイントが取れずに、残すは最後のポイント周回。最後の勝負に向けてスプリント合戦が始まってしまった。この加速に日本は付いていけず、メダル獲得を成すことはできなかった。一時は暫定3位まで行った日本だったが、最終結果は6位で終わった。

選手からのメッセージが到着