シクロクロス
ロードレース選手のオフトレーニングの一環として始まった、秋冬がシーズンのオフロード自転車競技。大会では「1位の選手の周回タイムを参考にして競技中に周回数が設定される」ことが特徴。1周2.5~3.5km程度の舗装・未舗装が入り混じるコースを周回するには身体能力とテクニックが必要で、時にはバイクから降りて自転車を担ぐようなシーンも。
コース上に人工の障害物(柵、急斜面、砂地、階段など)が設けられ、バイクから降りて自転車を押す、担ぐ、ランニングするような構成になっているシクロクロス。ゴールした選手が泥まみれ、なんてこともよくあること。選手にとってはトレーニングと努力の成果がダイレクトに成績につながる競技であり、観客にとっては手が何度も目の前を通過し、変化する路面を走り抜く様を間近に見られ、応援・観戦の楽しさも大きい競技だ。