日産スタジアムで『CMWC 2023 Yokohama』が9月23日と24日の2日間開催されている。初日となった23日には、ピストバイクのレースとして何度か紹介してきている”Sfidare”が実施する特別レース”sfiDARE Presents YOKOHAMA CRIT”が行われ、走路を埋め尽くした観客が沸きに沸いた。
『CMWC 2023 Yokohama』とは？
上記記事に詳細は記載してあるが、CMWCとは「Cycle Messenger World Championships」の略。小回りの効く自転車の特色を活かし、主に都市部で荷物を素早く運ぶ仕事である「サイクルメッセンジャー」の世界大会。
今回ピストバイクによるクリテリウムレース『sfiDARE CRIT』も1つのコンテンツとして実施され、『YOKOHAMA Crit』という名前で実施。国内外から最速のピストライダーたちが集結した。
「オープンクラス」と「WTNBクラス*」の2つのクラスが実施され、オープンクラスは予選3組と決勝（各組上位6人、計18人が決勝へ）、WTNBクラスは決勝のみの一発勝負が行われた。
※オープンクラス：ジェンダー不問, WTNB：ウーマン、トランスジェンダー、ノンバイナリー
予選にはオープンクラスに50人、WTNBクラスには10人に満たないものの、普段からSfiDARE CRITに参加するメンバーなどに加えて、Team LOOK CritからMichelle Degraafが参戦。
コースは1周500ｍ。オープンの予選は10周。決勝は20周。WTNBクラスは15周で競われる。連続するコーナーとヘアピンカーブで減速しては再びダッシュと、選手たちの体力を奪っていくレイアウトとなった。
今回は海外からの選手も多く参加したが、その中でも注目を集めたのは「Team LOOK Crit」。世界中のクリテリウムのレースで活躍する選手たちがレースに臨んだ。
