2023年9月23日と24日の2日間、『CMWC 2023 Yokohama』が開催。会場は神奈川県横浜市の「日産スタジアム」となっている。

本イベントにはJKAのブースも出展中。

開幕したばかりの会場から、イベント情報についてお伝えする。

『CMWC 2023 Yokohama』とは?

CMWCとは「Cycle Messenger World Championships」の略。小回りの効く自転車の特色を活かし、主に都市部で荷物を素早く運ぶ仕事である「サイクルメッセンジャー」の世界大会。

コースに散りばめられた複数のチェックポイントで定められた荷物を受け取り(Pick)、定められたチェックポイントへ配達する(Drop)。PickとDropを繰り返し、配達指示書の通りに全てのPickとDropを最も素早くこなした選手が勝者となる。

1993年のベルリン大会から、毎年世界のどこかの都市で開催されており、日本では2009年の東京大会以来、14年ぶり2度目の開催となる。

また『CMWC 2023 Yokohama』では、ピストバイクによるクリテリウムレース『sfiDARE CRIT』も1つのコンテンツとして実施される。今回は『Yokohama CRIT』という名前で開催され、国内外から最速のピストライダーたちが集結する。

入場・観戦は終日無料で、入退場も自由。週末に、一味違う「都市型自転車イベント」に足を運んでみてはいかがだろうか。

『CMWC 2023 Yokohama』公式サイト

日本唯一の「ピストバイククリテリウム」に潜入!日本代表を決める予選大会/『sfiDARE CRIT vol.12 – 2023 KYOTO NIGHT CRIT – 』

JKAブースも出展

サッカーやラグビーのワールドカップも開催された日産スタジアムは、スタジアムの外周だけでも4階層に分かれている立体構造。スタジアムの特徴を活かし、スタジアム内外を走り回る複雑なコースが設定された。

そして今回はコースだけでなく、出展ブースも大規模。

自転車や開催地の地元である横浜に関係する様々なお店・企業・団体が、大会イベントエリアを埋め尽くしている。

競輪・オートレースを統括するJKAもイベント広場へブースを出展。

JKAは「KEIRIN」という名前でレースのチェックポイントも務め、「KEIRIN」と「GIRLS KEIRIN」の名を冠したスペシャルブースも出展している。

Wattbikeチャレンジ & ぬりえサコッシュ

JKAブースの1つの目の目玉は、「Wattbikeチャレンジ」。

6秒間測定」に挑戦できる催しだ。6秒間測定は日本競輪選手養成所の二次試験で実際にて行われる試験の1つ。

ブースでは二次試験の合格参考タイムも確認できる。

競輪選手の合格者タイムとあなたのタイム。どれほどの差があるのか、ぜひその”脚”で確かめていただきたい。

JKAブースの2つ目の目玉は、ぬりえサコッシュ。

かわいい動物の競輪選手たちが描かれたサコッシュに、自分好みの色を塗って世界に1つだけの塗り絵を作ってみよう。

小学生以下のお子さんは無料で参加可能。中学生以上の方は、「GIRLS KEIRIN」と「More CADENCE」の公式SNSをどれか1つを友達登録(フォロー)することで参加することができる。

様々なブースが出展している『CMWC 2023 Yokohama』。たくさんのお土産をサコッシュに詰め込もう。

GIRLS KEIRIN:公式X(旧Twitter)
More CADENCE:公式X(旧Twitter)

「KEIRIN DRIVE CLUB」パネルも展示中!

JKAブースには、車好きの競輪選手の愛車と、その愛車にまつわるストーリーに迫る企画「KEIRIN DRIVE CLUB」の紹介パネルも展示。

一目惚れのFJクルーザー(トヨタ)に乗る太田りゆ選手、憧れのR35型GT-R(日産)に乗る中野慎詞選手。2人の愛車とそれぞれのストーリーを、ぜひJKAブースにてご覧いただきたい。