静岡県民のソウルフード、さわやか

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家康公の御利益をいただきに 久能山東照宮

静岡競輪場の最寄りICは「日本平久能山スマートIC」。ということで、久能山東照宮をご紹介しよう。

久能山東照宮は徳川家康を祭神としてお祀りする、全国東照宮の創祀。その御利益をいただきに、レース前に参拝するのも一興。

参拝には山の麓までバス等で向かい、そこから石段を登るルート、または日本平からロープウェーで下るルートの2パターンがある。

「石段を登るルート」の場合は歩きやすい靴が推奨。元気な方なら20分程度で上がり切ることができるだろう。石段の数は1159段あり、語呂合わせで「いちいちご苦労さん」と称されることもある。

一方ロープウェーはというと、日本平から久能山へ下るルートのため、晴れ晴れとした駿河湾を楽しみながら本殿へ向かうことができる。KEIRINグランプリを見てそのまま静岡に宿泊し、ここで初詣というのも悪くないだろう。

久能山東照宮公式サイト

また静岡競輪場から車で20分ほどの場所には、駿府城公園もある。ついでに足を伸ばしてみるのも良いかもしれない。

静岡競輪場の「あの子」……日本平動物園

静岡競輪場のマスコットキャラクターはレーサーパンダくんという。

この元ネタ(と思われる)が、日本平動物園のレッサーパンダだ。

静岡競輪場からは車で10分足らずで、ついでに行くのにとても良い距離……ではあるのだが、月曜休館+29日から年末のお休みに入るため、グランプリ期間中では28日しか開館日がない。

かなり限られたチャンスとなってしまうが、ファミリーで観戦するならばぜひついでに足を伸ばしていただきたい場所だ。

日本平動物園公式サイト

KEIRINグランプリ2021開催地は静岡競輪場

KEIRINグランプリ2018

KEIRINグランプリ2021は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、30日は事前申し込みで抽選に当たった方のみ入場可能となっている。28・29日は一般入場も可能だが、場内滞留人数が5000人をオーバーした場合は入場規制の可能性あり。

新型コロナの影響を受け、2020年に唯一中止の選択をしたG1レース「日本選手権競輪(競輪ダービー)」は、本来ならばこの静岡競輪場で実施予定だった。未だ制限のある状況下ではあるが、リベンジの気持ちも兼ねて、ぜひ静岡での開催を大いに楽しんでいただきたい。