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レースレポート
新山響平
残り1周半、新山が後方7番手の位置から渡邉を引き連れ加速、先頭へ出る。その後には古性、郡司が続く。残り半周、5番手にいた松浦がじわじわと位置を上げ、それに反応した郡司が古性と並び、3車が並走、新山-渡邊に迫る。
最終ストレートに入り、並走する3車の後ろにいた吉田が加速。フィニッシュライン前で、渡邊-新山の2人を捉える。
1着でフィニッシュしたのは吉田。
吉田拓矢
2着争いでは3車が横並びになったが、2着新山、3着園田となった。
競走結果
| 着 | 車番 | 選手名 | 着差 | 上り | 決まり手 | H/B | 個人状況 |
| 1 | 7 | 吉田拓矢 | 11.0 | 差し | |||
| 2 | 5 | 新山響平 | 3/4車身 | 11.5 | 逃げ | HB | |
| 3 | 4 | 園田匠 | 3/4車輪 | 10.8 | |||
| 4 | 8 | 渡邉一成 | 1/2車輪 | 11.5 | |||
| 5 | 2 | 郡司浩平 | 1/2車身 | 11.2 | |||
| 6 | 3 | 松浦悠士 | 1車輪 | 11.3 | |||
| 7 | 9 | 古性優作 | 3/4車身 | 11.6 | |||
| 8 | 1 | 北津留翼 | 1/4車輪 | 11.1 | |||
| 9 | 6 | 山田久徳 | 2車身 | 11.3 |
吉田拓矢インタビュー
Q：自らの手で勝ち取った初タイトル・グランプリ進出の切符ですが、今のお気持ちは？
こうして勝ち上がってこれたのも、決勝で勝てたのも、先輩や周囲の方のおかげです。まずは家族にこの想いを伝えたいです。
Q：どう戦おうと思われていましたか？
初手は古性さんの後ろで、動向を窺いました。レース中は反省点もありましたし、新山さんに届くかどうかというところでしたが、最後は踏み切ることができ、なんとか届きました。
Q：今年のG1戦線では、宿口選手・平原選手の前で頑張っている姿が印象的でした。
平原さんには準決勝で「お前が残ってくれてよかった」と背中を押してもらえたので、“これは優勝するしかない”と思って今日の決勝に臨みました。
Q：初のグランプリ出場決定のお気持ちはいかがですか？
まだ信じられないのですが、しっかりと調子を整えていきたいとおもいます。まだ夢なんじゃないかな？と思えます。
Q：ファンの皆さんに一言お願いします。
いつも応援ありがとうございます。皆さんのおかげで、優勝することができました。これからも応援よろしくお願いします。
Photo：島尻譲
