11R ガールズドリームレース(小林優香・太田りゆ)

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レースレポート

4番手の位置を取った児玉の外側に、蓋をするように太田が並走。その後ろ5番手の位置に小林が構える。

残り一周から、各選手が一斉に仕掛ける。1番手〜4番手に位置していた石井(寛)、石井(貴)、高木、太田が横並びになる中、頭ひとつ抜け出た太田。

しかし残り半周で、児玉がそれをねじ伏せ先頭へ。この動きに小林が続き、児玉、小林の福岡姉妹弟子が後続を引き離す。

前を行く太田に迫った小林だが、届かず2着。優勝は児玉となった。3着は高木、太田は7着。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 1 児玉碧衣 11.3 捲り B
2 4 小林優香 3/4車身 11.3 マーク
3 2 高木真備 9 車身 12.1
4 7 太田りゆ 1車身1/2 12.3
5 6 荒川ひかり 1/2車身 12.1
6 3 石井寛子 3/4車身 12.2 H
7 5 石井貴子 7 車身 12.5

児玉碧衣インタビュー

写真は2020年ガールズグランプリのもの

今回は気持ちを楽にして臨むことができたので、周りをよく見ることができたと思います。

Q:4番手からのレースでしたが、どのような考えでしたか?

良い位置を取れたので、周りを見ながら自分の仕掛けるポイントを見極めて走ろうと考えていました。

Q:太田選手が外側を並走していました。

このメンバーで1車下げるのはキツいので、「絶対入れない」と考えていました。

Q:残り半周から一気に先頭へ。後ろには小林選手も続いていました。

自分が妹弟子と走った時、とても緊張しました。優香さんも多分、その時の私と同じ気持ちだったと思います。胸を借りて走りました。

Q:少し涙も見えますが……

サマーナイトで悔しい思いをしたので、今回優勝できてよかったです。

ファン投票で1位に選んでいただきました。初めてタイトルを獲ったのもこの場所でした。無観客でしたが、SNSなどで応援のメッセージをいただき、力をもらいました。優勝できてよかったです。

Q:ファンの皆様にメッセージをお願いします。

いつもたくさんの応援ありがとうございます。今回優勝することができたので、また期待して応援していただけると嬉しいです。

寺崎浩平、菊池岳仁、山﨑賢人

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