通算勝利数ランキング「トップ25」

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400勝の壁を破った2選手

今年で10周年を迎えたガールズケイリンでは現在、通算400勝を達成した選手が2人いる。

ぶっちぎりの1位 石井寛子

KEIRINグランプリ2019前夜祭 石井寛子

ガールズケイリンがスタートした翌年、2013年にデビューした石井寛子。2015年に通算100勝を達成した後、2019年にはガールズケイリン初となる通算獲得賞金1億円を突破。通算獲得賞金については単に金額だけでなく、「ガールズケイリンは男子より賞金が少ない」点も加味して見ていただきたい。

2020年にはガールズケイリン初となる通算優勝回数100回を記録。そして2021年、ガールズケイリン初となる通算400勝目を記録し、さらに勝利数を伸ばし続けている。

ガールズケイリン界で数々の「史上初」を成し遂げている彼女は、まさにシーンを牽引している存在と言える。

石井寛子ガールズケイリン史上初の通算400勝達成/西武園競輪

アルペンスキーからの見事な転身 奥井迪

KEIRINグランプリ2019前夜祭 奥井迪

通算勝利数ランキング第2位は奥井迪。106期(ガールズケイリンの3期生)として2014年にデビュー。その前はアルペンスキー選手で、国体優勝、全日本選手権2位などの成績を持つ。

そんな奥井は、石井寛子の1期後輩としてデビューするも、石井に劣らぬ活躍を見せてきた。石井が通算100勝を達成した同年に奥井も達成し、通算200勝・300勝の達成は奥井の方がわずかに先だった。

そして石井寛子が通算400勝を達成した約4ヶ月後、奥井もガールズケイリン史上2人目となる通算400勝を達成。ガールズケイリン初となる通算500勝目もこの2人のどちらかが達成するのだろうか。これからのさらなる活躍に期待したい。

本記事では、2021年7月1日時点での「ガールズケイリン通算勝利数ランキング」をご紹介してきた。ランキングトップで活躍する選手を筆頭に、ガールズケイリンではさらにレベルの高いレースが繰り広げられ、益々の盛り上がりを見せてくれることだろう。